仏さま時々蓮とねこ

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    「LIFE〜夢のカタチ〜」放送から2週間、ようやく落ち着いて来ました。

     

    メールでの問い合わせも大体の方はお返事いただいたので、

    PCを開ける回数も減らしてまた制作に集中する日々に戻ります。

     

    今回注文をお受けしていた小さなお地蔵さんですが、

    私が1年間に彫れる数は30体くらいです。

     

    もっとたくさん作れると思っておられる方が多いかと思います。

     

    放送の中で蔵之介さんが

    「3日かかって和つなぎ(ハート二連)が一つ完成しました」

    とナレーション入れてくれてはりましたが、

    お地蔵さんはもっと時間がかかります。

    他の作品制作もありますし、月に3体くらいが限度です。

    香合仏などの制作に入ると、1体も彫れない月もあります。

     

     

    私は、仏さまの仕事をしているときの自分は「鶴の恩返し」の鶴のようやなぁと思っています。

    羽根を抜いて機を織り、だんだん弱っていく・・

    そんな感じです(笑)

    身を削っての仕事になるので、そればかりしていたら身体も心も持ちません。

    一日中座りっぱなし、ほとんど動かず、息を止めての時間も多く、極度の緊張状態が続きます。

    それでもこれが私の仕事なので、頑張っていきますが

    長く元気に彫り続けていくためには、無理をしないことも大事になってきます。

     

     

    今回放送終了後1日で、

    すべて注文が通ったら3年先くらいまでなる位の問い合わせをいただきました。

    なのでとりあえず淡々と、価格と納期をお伝えするお返事を送らせていただきました。

     

    その結果、

    自分が思っていたよりも多くの方から「注文したい」とのお返事をいただき、

    それぞれの方の理由をお聞きして、一日も早くお渡ししたいなぁと思い、

    これから1年、

    私はほぼお地蔵さんの日々に突入します。

     

    和つなぎを待ってくれてはる方も多いと思いますが、

    今年はもう、ほとんど彫れへんやろうなぁ〜と思っています。

     

     

    どの作品も、

    待ってくれてはる方の数より

    私が作れる数はずっとずっと少ないのです。

     

    だから

    「ご縁があればいつか手にしていただけると思います」

    としか言えないのです。

     

    そして一人でも多くの方に手にしていただけるように

    身体と心をいたわりながら日々制作に励んでいます。

     

     

    来年6月には、長年の夢だった蓮の作品展が決まっています。

    その準備もしながら、

    それから奈良のお店に連れて行くねこ達も彫りながら、

    仏さまの日々が続いていきます。

     

     

     

    柔らかな楠の仕事は、私にとっては手を休められる仕事です。

     

     

    大好きな蓮やねこに時々癒やされながら、

    それぞれの方に寄り添う仏さまを彫り続けていきたいと思います。

     

     

     

     

     

     

     

     

     


    木とつながって

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       今日は15日の催事の準備で、にゃんこの木出し。

       

       

      久しぶりに楠の仕事。

      ふくふくにゃんこのしっぽにゃんこの形に、木を切り出していく。

       

       

       

      こんな塊を鋸で挽いていく。

      この楠は、もっと大きな作品を作らはる作家さんの所からウチにやって来た。

       

      割れが入っているから、その作家さんの所では使ってもらえなかった木。

      私は割れを避けて何匹ものにゃんこを生み出していく。

      仏さまを彫るには色が黒い楠やけど、にゃんこなら「さび猫」っぽくって良い感じ。

       

       

      どっちを顔にするかお尻にするかでも柄行きが変わってくる。

      出来上がりを想像しながら、鋸を入れていく。

       

       

      この、木と気持ち通わす時間がとても楽しい。

       

      仏さまでも何でも、たくさんある木の中から、選んで作り出していくんやけれど、

      ガサガサとあれこれ手に取って、

      これや!と思う木に問いかける。

      例えば

      「香合仏彫りたいんですけど、なってくれはりますか?」

       

      「なってもいいよ〜」

       

      そう声が聞こえたら、

      「よろしくお願いします!」

      と声をかけ、段取りに取りかかる。

       

      声に出すとき、出さへんと心の中で・・のとき、いろいろやけど、

      どの作品のときもこんなふうに木とやり取りする。

       

       

      昔、ある占い師さんにこんなことを言われた。

      「たくさんある木の中には切られたことに納得してへん木もあって、もしそういう木に当たったら

      その"恨み"が彫ってるあなたに罹ってくるから、小まめに身を清めなあかんよ」

       

      木も生き物やもんね。

       

      命をいただいて仕事をさせてもらっている。

       

      だから、

      「あぁ、ここに来て良かったなぁ」

      と、木に思ってもらえるような仕事がしたい。

       

      もし納得してなかったとしても、ウチで削られている内に気持良くなって、

      「しゃあないなぁ。新しい人生(?木やけど)踏み出すか!」

      なんて思ってもらえたらいいのになぁって。

       

      刃物を良く研いで、切れ味バッチリの状態で、

      逆目正目もきちんと見極めて、

      気持良くきれいに削ってやりたい。

       

      そしてずっと大切にしてくれはるひとの所へ、送り出してやりたい。

      縁あってウチに来てくれたんやから。

       

       

      木と気持ちをつなげる。

      そうやってひとつひとつ仕事する。

       

      小さな木っ端も捨てられへん。

      これは父から続くこと(笑)

       

       

      人生の残り時間でどれだけ送り出してやれるかわからへんけど、

      出来る限り彫り続けていきたい。

       

      木にも人にも喜んでもらえる仕事がしたい。

       

       

       

       

       

       


      「あきらめる」ということは

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         今、手元には三つの香合仏。

         

        一つは父が彫ったもの、

        一つは20代の頃自分が彫ったもの、

        もう一つは、今自分が彫っているもの。

         

        どれも大日如来さま。

         

        香合の大きさも彫りの深さも違うから、似せて作るわけではなくて参考にする程度。

         

        レリーフは限られた厚みの中で立体的に表現しないといけないから、彫りの加減が難しい。

        すべてを彫るわけやないけれど、奥行きが感じられるように・・

        今作っている大きさに一番合う表現は・・?と、探りながら刀を運ぶ時間が続く。

         

        他の仕事と違って、仏さまの仕事はスッスッと進んでいっては来れへん。

        手が止まってしまうことも何度もある。

        じっと眺めて、考える時間が続く。

        私にとっては必要な時間なんやけれど、

        そんな時間が多くなると気持ちが焦る。

         

         

        「あ〜、お父ちゃんがいてくれたらなぁ〜」と思う。

         

        そやけど、

        もし父がいてくれたとしても、

        手助けして欲しいわけではない。

         

        そんなんしてもらったら、

        私の仏さんやなくなってしまう。

        それは嫌や。

         

        ・・苦しくて泣きながらそんなこと考えて、

        その答えにたどり着いて、

        やっと、今回もあきらめがついた気がした。

         

         

        それでも

        もしも父が今傍にいてくれて、

        この彫りかけの仏さんを見せたとしたら、

        なんて言うてくれるんやろう?

        そんなふうに思ってしまう。

         

        きっと、直接的に良い悪いは言わんと、なんか哲学的な物言いするんやろうなぁ。

        何でも「自分で考えてみ」って言うひとやった。

         

        でもきっと、最後に笑って

        「まぁ頑張り」って言うんやろうなぁ。

         

         

        同じ道で生きるものにしか

        わかりあえへん気持ちがあって、

        きっと私は父とそれを共有したいから、だから「いてくれたらなぁ」と思うんや。

         

        ひとりぼっちで仕事しているから。

         

         

        私がこの道に戻ったときには父も、他の言葉の通じる職人さんたちも他界していて、

        ずっとひとりで仕事してきた。

         

        探したら誰かいはったのかもしれない。

        でもそれをせず、

        ひとりを選んだのも自分やった。

         

        そやから仕方ない。

        自分で決めたことやと

        またあきらめる。

         

         

        「職人やから、注文きたら何でも彫らなあかん」

         

        父の言葉を思い出す。

         

        待っていてくれてはるのは、

        私の彫る仏さま。

        喜んでもらえるように、精一杯の仕事をするだけ。

         

        トンネル抜けて、

        刀切れが戻ってきた。

         

         

        あるひとが教えてくれた。

        「『あきらめる』っていうことは『あきらかにきわめる』っていうことなのよ」

         

         

        「あのひとの娘やから、仕方ないです。もうあきらめてます」

        多分そんな話をしたときやった。

         

         

        大変なことは多いけど、

        逃げずに、

        ひとつひとつあきらめていけたらいいなと思う。

         

        これからも。

         

         

         


        ただひたすら一生懸命に彫る

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          自分の纏う空気がピリピリしているなぁと思う。

           

          今、香合仏を彫っている。

           

          白生地で包まれた仏さまを手の中に

          3厘や5厘の彫刻刀で

          何日もかけて彫り進んでいく。

           

           

          仏さまの仕事をしている間は、

          何をやってても緊張している。

           

          洗濯干してても、ご飯作ってても、

          どこにいて何をしていても「今、仏さん彫ってるんや」ということが頭から抜けない。

          常に緊張状態。

          気持ちも身体も持たへんから、年に1、2体しかお作り出来ない。

           

           

          私は父のように、

          何百体もの仏さまを彫ってきたわけではない。

          持っている技術力も、

          父には到底かなわない。

          いつもそう思っている。

           

           

          でも、娘が言うてくれた。

           

          「お母さんの仏さんが欲しいひとは、お母さんの仏さんやないとあかんのやで」

           

           

          それは作り手としてとても幸せなことであり、とても苦しいことでもあると思う。

          だからいつも、あがきながら、

          今の自分に出来る精一杯のことをする。

           

          研ぎも、彫りも。

           

          もっと上手くなりたいよなぁと思いながら。

           

          「一生勉強や」

          父の言葉を思い出しながら、

          苦しくて、でも楽しくて

          なんとも言えない時間を過ごす。

           

           

          待っていてくれてはる方が

          その手の中でそっと蓋を開けはったときに、

          微笑んでくれはるように、

          そのお顔が見られるように、

           

          願いながら、ただひたすらに。

           

           

           

           

           


          ひとつひとつ、ただひとりの方のために

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            お地蔵さんが仕上がったとき、いつも娘に見てもらう。

             

            1体1体それぞれに、

            「可愛らしいお顔やなぁ」とか、

            「えらい細いお地蔵さんやなぁ」とか、

            自分の思うところはあるけれど

            お客様にお渡しするときに、それを口にすることはない。

             

            見るひとによって、感じ方は違うから。

            先に私がそう言ってしまうと、

            そういう先入観で見てしまわはるかもしれへんから。

             

            個展用のときは、

            「どんなひとが待っててくれてはるんやろうなぁ」

            と思いながら彫っているし、

            注文のときは、

            やり取りしたメールを読み返してから彫り始めるようにしたりして、

            どちらのときも「そのひとだけの仏さん」にならはることを意識して仕事を進める。

             

            だからああやこうや言い合うのは娘とだけ。

            私が思ってることと娘が感じることでも、すでに違うし。

            で、二人で順番にお地蔵さんをなでなでして、

            「いってらっしゃい」

            「仲良く暮らすんやで〜」

            と声をかける。

            それから、

            袋に入れて箱に入れて、送り出す準備に入る。

             

             

            今までどれだけ、そうやって送り出してきたんやろう?

            これからどれくらい、同じように送り出していけるんやろう?

             

            無事に送り出して、

            喜んでおられるのを見て安堵して、

            また次に取りかかる。

             

            生きてる限りその繰り返し。

             

            気持ち研ぎ澄まして。

             

             

             

             


            心静かに、ただひとりで

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              仕事部屋には、荒彫りのお地蔵さんがいつも数体並んでいる。

               

              次に取りかかるお客様の名前を心の中でつぶやいて、

              お地蔵さん達を眺める。

              そして「このコや!」と思った木に手を伸ばす。

               

               

              どんなお顔にならはるんやろう?

               

              蓮台の丸を整えて、

              袖と手を彫り込んで。

               

              時々離れた所に置いてバランスを見ながら、少しずつ彫り進んでいく。

               

               

              家にこもって

              ただひたすら、

              木と道具と向き合う時間。

               

              気持ちの糸を張りつめて、

              その糸が切れてしまう1歩手前まで自分を追い込んで。

               

               

              しばらくは、そんな時間が続きます。

               

              もう少し待っていてくださいね。

               

               


              木とハイタッチ

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                蒸し暑く、早くも熱中症になりそうな毎日ですね。

                 

                制作、ご連絡、発送と、日々頑張っています。

                 

                 

                電話をかけるのはやっぱり苦手でしんどい作業ですが、

                「楽しみに待っていました!」

                と言っていただくと気持ちも和みます。

                また、お礼のメールや手紙も励みになります。

                ありがとうございます。

                 

                 

                私は箱につめる作業のときに、一つ一つの作品に必ず

                「いってらっしゃい」

                と声をかけます。

                 

                「可愛がってもらいや〜」と、

                「後は任せたで!」という両方の気持ちを込めて。

                 

                 

                私の作品は、

                仏さまはもちろんのこと

                アクセサリーであっても、

                お守り的な存在として求められる方がたくさんおられます。

                 

                例えば、

                ピアスをご愛用いただいている方が

                「『今日も守ってね』と毎朝つけたときに声をかけるのよ」

                と言ってくださったり。

                 

                触れることで気持ちが落ち着く・・

                それは、私の力ではなく木の力やと思っています。

                 

                 

                私がいつも心がけているのは、

                「自分勝手に仕事をしない」ということで、

                木と相談しながら、それぞれの木の力、魅力が一番発揮出来る形に作り上げていくということです。

                 

                だから大きさや木目を見て、その木に一番適した形に作り上げていきますし、

                削られている木が気持ちいいようにしっかり刃物も研ぎます。

                 

                「何になりたい」という木の気持ちも大切に、仕事をしているつもりです。

                二人(?木やけど)の共同作業なのです。

                 

                だから、

                手にされたときの喜んでくれてはるお顔だったり、

                「一生大切にします」の言葉だったり、

                とても嬉しくて、

                その木と「やったね!」とハイタッチしているような気持ちになります(笑)

                 

                 

                私は、精一杯のことをして送り出しました。

                 

                あとはその木が、

                 

                ご縁があった方の元で

                嬉しいときも悲しいときも、

                そっと寄り添う存在であってほしい。

                その方にとって、心安らぐ、気持ち華やぐ、

                プラスになれる存在であり続けて欲しい。

                 

                そう思い続けています。

                 

                 

                まだまだお待ちいただいている方がたくさんおられます。

                これからも木と気持ち通わせながら、

                ひとつひとつ丁寧に仕事をして送り出していきたいと思います。

                 

                 

                 

                 

                 


                待っていてくださいね

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                  あちこちで桜の開花宣言が出始めたけれど、北向きの仕事部屋はまだ寒くて、

                  暖房をつけながら仕事している。

                   

                  刃物を研ぎ上げて

                  「さぁ仕上げるぞ!」

                  と思っても、握った刀が切れへんときがある。

                  2分から4分までの切り出し刀が10本くらい。

                  「あかん、切れへん」

                  と順番に取り替えて握って削って・・

                  全部が全部、納得いく切れ味のときはそうそうあるわけやないけれど、

                  全滅のときは思わずため息が出る。

                   

                  自分でも気がつけへんくらいの不調が研ぎに出る。

                  難儀な仕事やなぁって思う。

                   

                  「切れへん」って言うてもまったく切れへんわけやない。

                  ただ、作品の最終仕上げで求める切れ味は、十分やなくて十二分。

                  削った面が濡れたように光る、刃物が木に吸い付くような切れ味が私は欲しい。

                   

                  気合い入れて研いだはずなのに、何でやろう?って考える。

                  考えながら、十分の切れ味で出来る工程の別の仕事に切り替えたりするときもある。

                  いろいろ考えながら、

                  試しながら、

                  また気持ちを整えていく。

                  そしてまた研いでみる。

                   

                  「こんなもんでいいわ」っていう仕事は出来ないので。

                   

                   

                  たくさんいただいている注文の品を、順番に彫る日々が続いている。

                  今までは直接受けた注文は、その方のことを思い浮かべながら彫ってきた。

                  ただ、申し訳ないことに12月16日以降に受けた注文の方は、

                  ほとんどの方がお顔とお名前が一致しない。

                  それでも皆さん楽しみに待ってくれてはるやろうから、ひとつひとつ丁寧に仕上げていく。

                   

                  逆にお顔が浮かぶのは、注文をお受け出来なかった方たちで・・

                   

                  あまりの注文の数に対応しきれないと判断してオーダーストップをかけた後に、

                  ギャラリーにお越しいただいた方・・

                   

                   

                  私が彫っているものは

                  仏さんやったり、

                  アクセサリーでもお守り的な意味合いのあるものやったりするので、

                  必要とされる方の想いも深い。

                  だからお受け出来なかったことがとても悔しい。

                   

                  あのときはもう限界やったから、お断りするしかなかった。

                  でも、

                  「私は生きている限り彫り続けるので、またお会いしましょうね」とお伝えした。

                  次は手にしていただきたい。

                  だから、気持ち整えて彫っていくしかない。

                   

                   

                  ひとつひとつみんな行き先が違って、

                  それぞれの方にとってたったひとつの存在になるもので。

                   

                  私にとってはどの木もみんな大事で愛おしい存在やから、

                  最高の仕上がりで待っていてくれてはる人の所へ送り出してやりたいと思う。

                   

                  今お受けしている分を送り出した後には、

                  次のご縁が待っている。

                   

                  気持ちも身体も健やかに、

                  しっかり彫り続けていかへんと。

                   

                   

                  長時間座りっぱなしで膝が限界やったので、あぐらクッションをついに導入。

                   

                   

                  しっかり丁寧に仕上げていく。

                   

                  どんなに仕事が忙しくなっても、

                  それはぶれたらあかんこと。

                   

                   

                  だから、

                  待っていてくださいね。

                   

                   

                   


                  添い遂げるということ

                  0

                    2月。

                    一組の寄り添ったお地蔵さんを彫りながら、「添い遂げる」ということについて考えていた。

                     

                     

                    私には縁のなかったことやなぁ。

                    だから想像するしかないんやけれど。

                     

                     

                    例えば、コタツに入って一緒にTVを観ながら交わす会話やったり、

                    会話もなく過ごす時間やったり。

                     

                    小さな諍い、

                    大きな争い、

                    でも乗り越えて共に重ねる日々。

                     

                    許す気持ち、

                    諦める気持ち、

                    慈しむ気持ち、

                     

                    いたわり合って、

                    歳を重ねて、

                    やがて見送る方と見送られる方に別れ、

                    思い出す時間・・

                     

                     

                    もし今誰かに、

                    「添い遂げたかった?」と聞かれたら私はどう答えるんやろう?

                     

                    「いや、別に」

                    そう言うかなぁ〜って思ったときに、気がついてしまった。

                     

                    私が添い遂げる相手は「人」やなかったんやって。

                     

                     

                     

                     

                    ひとつでも多く、彫れますように。

                     

                    一人でも多くのひとに、手渡していけますように。

                     

                     

                     

                     

                     


                    一息ついて、書いています

                    0

                      今週は久しぶりに欅の仕事。

                       

                      彫ってても爪がえぐれてこないのが嬉しい。

                      白檀の木は堅いから、

                      刀を握る指にも強い力がかかって、刃物の当たる指の爪がすり減ってくる。

                      仕事量が多いときにはテーピングをして彫るけれど、

                      数時間もすればテープがすり減ってしまうほど。

                       

                      欅も柔らかい木ではないけれど、白檀にくらべたらずいぶんと楽。

                      それに、波紋みたいな木目がきれいで、彫っていても楽しい。

                       

                       

                      ふと気がつくと、あんなにひどかった耳鳴りがほとんど治まっている。

                       

                      やっぱりストレスが大きな原因なんやなぁ。

                      一昨日、

                      とても嬉しい出来事があった。

                       

                      気持ち穏やかに今、仕事に向かえている。

                       

                       

                      木を削る刀の音が少し曇ってきた。

                      削る感触も重たくなってきたし、そろそろ研ぎ直さないと。

                       

                      でもその前に、

                      晩ご飯にしないとなぁ。

                       

                      食事が済んだら刃物を研いで、

                      今夜ももう少し頑張ろう。

                       



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