クリスマスですね。
キリスト教徒以外の方へのあいさつに
メリークリスマス!の代わりにハッピーホリデーズって使うんやって、今年初めて知りました。
子供の頃
クリスマスツリーやケーキの話をしていると
父に
「家は仏教やし関係ない」と言われたなぁと思い出します。
でも
他所からいただいたクリスマスツリーは飾らせてもらってたし
ケーキも食べさせてもらってました。
あの頃ケーキなんて、
誕生日とクリスマスくらいしか買ってもらえへんかったから
すっごい楽しみやったなぁ。
もう一つ思い出すのが幼稚園のクリスマス。
園に来てくれたサンタさん、私の父やったんですよ。
でも、全然気がつかなくて
その日家に帰ったら、幼稚園のおやつで出たのと同じクッキーの袋があって、
なんでやろう?って思っていたら母が
「幼稚園にサンタさん来たやろ?あれ、お父ちゃんやったんやで」って。
あの日ね、
サンタさんが来るのをみんなめちゃめちゃ楽しみにしていて。
そしたら
お弁当の時間が終わってお昼休みに、誰かが
「サンタさん来た!!」って言って
みんなで わぁ〜っ!って駆け出して。
門を入って坂を下りてくる男のひとに駆け寄っていったんですよね〜
体格の良い、スーツ姿のひとでした。
今思えば業者さんか何かやと思います。
「サンタさん!サンタさん!」って囲まれて、ちょっと困惑した顔してはったから。
でも、そのひとがサンタさんやと思い込んでいたから
午後からお遊戯室でみんなでサンタさんを迎えたときに
自分の父やなんて全く思わなくて
あれ?さっきのひとより細い気がするねんけど?
って思ってたのは覚えてるんですけどね。
幼稚園の卒園アルバムには
サンタ姿の父の写真も載っています。
帽子とひげの横顔
笑ってる目元しか見えませんが、確かに父やなぁと。
私も数年前に、サンタは卒業しました。
一人なんで、ケーキも買わなくなりました。
でも今年、
娘があったかいマフラーをプレゼントしてくれました。
思いがけず・・だったので、すごい嬉しかったです。
頑張ってきて良かったなぁって思いました。
今頑張っておられる方にも
そう思える日がやってきますように。
素敵な休日を!