白檀の小さい蓮華

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    小さな連肉と花びら。連肉の直径は1寸2分、花びらは3分5厘。

     

     

    ちびにゃんを彫るときに使う三角の木。先端の細い三角部分は切り離す。

     

     

    この小さい三角を、何かに使えへんやろうかと、ずっと考えていた。

     

     

    薄くて小さい。思いつかないまま、何年も過ごしていた私。

     

    ちびにゃんが生まれるたびに、増えていく三角。

    ふと、思った。

    「これ、花びらに使えへんやろうか?」

     

    葺き蓮華は、彫った花びらを1枚1枚貼り重ねて仕上げていく。

    一番最初に貼るのを1段目、ぐるり1周貼って、その次重ねていくのが2段目。

    3段で完成なら「3段葺きの蓮華」、4段なら「4段葺きの蓮華」、5段なら「5段葺きの蓮華」。

    それぞれの段ごとに、花びらの厚みやカーブを変える。

    1段目は薄くていいので、使えるかも・・そう考えた。

     

    連肉になってくれる木も、お地蔵さんの木を探しているときに見つかった。

    お地蔵さんちょうど2体入ってはる大きさやけど、

    お地蔵さんになるには、木目がはっきりしすぎている木。

     

    その木に連肉になってもらうことにして、小さな蓮華に取りかかった。

     

    この蓮華のように、蓮華だけでひとつの作品のときは、仏さんが乗らはらへんので花びらをすぼめて貼っていくけど、

     

    今度の蓮華は仏さんが乗らはるように、「蓮台」として作っていく。

    仏さんの台座の一部としての蓮華。

     

    注文をいただいてるわけではないので、他の仕事の合間に挟んでいく仕事やけど、

    あの小さな三角たちが小さな花びらに変身して、

    いつか仏様の足元に、花開く。

     

    そんな日を楽しみに、1枚1枚彫っていきたい。

     

     

     

     

     


    彫りたい花は

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       くっついてた蕾、どんなふうに咲いたやろうか?

       

       

      蓮の花を見に行って撮る写真。

      みんなきれいに咲いているその中で選ぶ基準は、

      「こんな花彫ってみたい!!」

       

      今年の三室戸寺は、彫ってみたいと思う花がたくさんあって次から次からシャッターを押していた。

       

      仏さんの台座の蓮ならあまり自由に彫れないけれど、そうやないから、いくらでも夢は膨らむ。

      でも、難度も上がる(笑)

       

      花びら1枚1枚の形や開き具合を思い浮かべながら、蓮が咲いていない季節に木を削る。

       

       

      そのための、年に数日しかない花との出逢い。

       

       

       

       

       

       

       

       


      三室戸寺の蓮と紫陽花

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        平等院の蓮を見に行ったらやっぱり三室戸寺の蓮も見たくなってしまって、昨日早起きして行って来ました。

         

        蓮・・と思って行ったのですが、紫陽花もまだ見頃で、どちらも楽しめてすごく得した気分です。

         

        山門をくぐって参道を進み、急な石段を上がった先に広がる景色。

        初めて見たとき「うわぁ〜っ、極楽や〜!!」って思ったのを覚えています。

         

         

         

         

         これから咲く花。

         

         もうすぐ散っていく花。

         

        どれも皆、そのときそのときの美しさがあり、引き込まれてしまいます。

         

         

         

        私が子供の頃は静かな山寺・・という感じだったのですが、四季折々いろいろな花が楽しめるお寺になりました。

         

         

         

        京阪三室戸駅から徒歩15分。住宅地の中のゆるやかな坂を上っていった先。オススメの場所です。

         

         


        平等院に蓮を見に

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           蓮を見に、宇治平等院に行って来ました。

           

          地元なのですが、拝観料を払って中に入るのは十数年ぶり。修復が終わってからは初めてです。

           

          鳳凰堂内部に入るには1時間以上の待ち時間!なので池のこちら側からご挨拶です。

           

           

          あちこちに蓮の大きな鉢が。

           

           

           

           

           

           

           

           

          鳳翔館ミュージアムには梵鐘、鳳凰や雲中供養菩薩さま。52体の内半分の26体がこちらにおられます。

          子供の頃、お堂の天井を見上げて見つめていた仏さんがすぐ近くに・・

          細かい彫りまでよく見られて嬉しいけれど、ガラスケースに収まっておられる姿は少し悲しくもありました。

          同じように、観音堂の仏さまともここで再会。

          昔、薄暗いお堂におられた姿を思い出しながら、やさしいお顔を見つめてそっと手を合わせてきました。

           

          今、屋根の上には金色に輝く一対の鳳凰。

           

           

           

           

           

          また、蓮が彫りたくなりました。

           

           

           

           

           

           

           


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