同じ木から生まれた3匹

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    ふくふくにゃんこシリーズのしっぽにゃん。本日、奈良の藤田芸香亭さんに納品して来ました。

     

     

    このコたち、同じ楠から生まれています。

     

    同じ木でも部位によって色も堅さも違います。

    同じ高さ、幅で木出しして荒彫りして、そこから個性を出していきます。

     

     

     

     

     横顔はこんな感じ。

     

     

    なでなでしてもらっている内に、背中の刀目が光ってきます。

     

     

    兄弟姉妹仲良く同じお家に旅立ってほしいなぁ〜・・とも思うけど、

    生身の子猫たちと一緒で、それは難しいやろうなぁとも思います。

     

    でもきっと、それぞれに良いご縁があるやろうから。

     

    どうか可愛がってやってくださいね。

     

     

     

     


    ふっくらとしたにゃんこたち

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      「また更新せぇへんようになったなぁ〜。きっと追い込まれてるんやろうなぁ〜」

      そう思っておられる方、何人かいはると思いますが、その通りです(笑)

       

      個展まであと一週間。

      考えてること、伝えたいこと、いろいろありますが、

      今は彫ることに集中したい・・そんな感じです。

       

      今回彫ったブローチのコたちは、みんなふっくらとして。

       

      冬毛?寒さに向けて栄養を蓄えてる?といった風情です。

      セーターやコートの上でぬくぬくさせてやってほしいです。

      どんな方と出会って、連れて帰ってもらえるのかな?

       

       

      近所のねこたちも、少しふっくらしてきたような。

       

       


      木の中にねこがいる

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         今日はねこの木出し。

         

        ノコギリを挽きながらいつも思う。

        「機械でやったら数分で終わるんやろうなぁ」と。

        でも持ってないし、あまりほしいとも思わないし、ギコギコと手鋸で作業する。

         

        ねこ1匹、塊から切り出すのに1時間。

        このあと鑿で粗彫り、中彫りと進んで、仕上がるまで順調にいって2日くらい。

         

        一番最初に輪郭をざざっと描いて、それに合わせて鋸を挽いたあとは一切下書きもなく彫り進む。

        このコはおしりの辺りがちょっと赤い色目のにゃんこになるなぁ。

        木目を見ながらそんなことを考えている。

         

        当たり前に流れていく作業やけれど、

        迷いがあれば進まないことで。

         

        「木の中に仏さんがおられるのを、余分な所を払ってお出しするんです」

        なんてコメントをときどき聞いたりするけれど、

        木の中にいはるのは仏さんだけやない。

        もちろん私も、仏さんをお出しするときもあるんやけれど。

         

        何になりたい言うてるか木の声をよぉ聞き取って、形にしていってやりたいと思う。

         

        まだ角のある木の中から、少し首をひねったねこが見上げてる。

         

         

         

         

         


        静かな午後に

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          昨日、一昨日と、外で仕事やった。今日は家で仕事。

          雨が降ったり止んだりの午後。外も暗く、子供の声も聞こえてこない。

          まだ少し寒い仕事場で、猫を彫る。

           

          楠の木を握りしめ、刀を走らせる。

          すべすべした木、緩やかな曲線。

          手のひらで温められた木の感触は、手の中に子猫がいるような気持ちにさせてくれる。

           

           

          猫の毛並みを撫でるように彫刻刀で木を削りながら、大吉や何匹かの猫たちを思い出す。

           

          私の彫った猫に触れながら、大好きなコの顔を思い浮かべてもらえたら・・

          彫り手としてとても幸せなこと。

           

          しっぽの長いコ、短いコ。

          すらっとしたコにふっくらしたコ。

           

          お地蔵さんが1体1体お顔が違うのと同じで、1匹1匹みんな違う。

          いろんなひとに可愛がってもらいたいし、

          いろんなひとをあったかい気持ちにしてほしい。

           

           

           

           

           

           


          ねこにまみれて

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            ねこを彫っている手を止めて顔を上げると、目の前には十数匹のねこ。

            左側の棚の上にも、彫りかけと、仕上がったのと・・

             

             

            昨年12月から、ねこ、ねこ、ねこ・・

            今年の課題は、数を揃えること。

            でも数もんの仕事が苦手な私は、くたびれてきたら違うシリーズに移行しながら頑張って数を増やしている。

            今はブローチ作製中。

             

            狭い仕事場では、そろそろ並べるスペースがなくなってきた。

            でも、広いギャラリーに並べて思い描く展示にするには、まだまだ足りない・・

             

            とりあえずの目標は100匹。

            もう少しねこまみれの日々が続く。

             

             

             

            JUGEMテーマ:日常

             


            可愛がってやってくださいね。

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              にゃんこ作品を置いていただいている奈良の藤田芸香亭さん。

              お店のHP、商品の案内ページにしっぽにゃんこの写真を使ってくれてはります。

               

              今日、お店に行って来ました。

              店主の藤田さんから

              「あの写真を見て買いに来てくれはった。2匹とも連れて帰ってくれはったで」

              と聞き、嬉しい気持ちでいっぱいです。

              写真のように並べて置きたいと言ってくれはったとのこと、ありがとうございます。

               

               

              展示会と違って、お店に置いていただいてる作品たちは、お客様と直接お会いすることなく旅立っていきます。

              お客様にしても、作り手の顔を見ることなく手にされます。

              置いていただいてるお店の方がつないでくれはるご縁です。

               

              「可愛がってもらいや〜」

              いつもそう言って、送り出します。

              今日も先日ブログに載せた2匹と、子猫3匹を預けてきました。

              早速ウインドウに並べてくれはりました。

               

              帰り際、ウインドウに並んでいるにゃんこたちは、もうウチのコたちではなくて、少しさみしい気持ちも。

              でも、きっと運命の出会いをして、(猫飼いはよく言いますよね、運命の出会いやって)

              その人と仲良く暮らしていくんやから、幸せなこと。

               

              どんなお家に行くんやろうな。

              みんな、元気でね。

               

              HPからも購入出来るようにしてくれてはりますが、1匹1匹個性があります。

              遠方の方は難しいですが、出来れば手にとって選んでいただきたいと思います。

               

              藤田芸香亭さんは、興福寺近く、もちいどのセンター街の中。

              奈良へ行かれたら、是非お立ち寄りください。

               

               

               

               

               


              しっぽにゃんこ2匹

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                 この2匹、兄弟です。同じお家にいけたらいいなぁ・・

                 

                 

                ねこを彫る。

                ノコギリで切り出した木を鑿で粗彫りして、切り出し刀で中彫り。

                ・・時々、この段階で「もうこのコ、これでいいんちゃうん?」と思うときがある。

                 

                ざくざくと刀目が残っているけど、もうにゃんこになってるやん!って。

                 

                たぶん、このうさぎの影響。

                 

                 父の彫ったうさぎ。 これをおもちゃに兄姉、私は育った。

                 

                力強い刀目。荒々しいけど、しっかりうさぎ。

                 

                 

                父に言われたことがある。

                「刀目が揃ってたら、粗くてもきれいに見える。」

                目を通すことが大事なんやでって。

                 

                一緒に仕事した時間はほとんどないし、

                教わったこともたくさんあるわけではない。

                でも、

                要所要所で大切なこと、しっかり伝えていってくれたひと。

                 

                 

                お店に連れて行くコたちは、つるんときれいに削って仕上げないといけないけど、

                個展のときには毛並みの粗いコも見ていただいてもいいかな、と思う。

                 

                つるんと仕上げているコたちも、細かく揃えて目を通しているんですよ。

                だから触ってもらうと、なめらかな毛並み。

                 

                楠のにゃんこを彫るときは、

                いつも大吉の感触を思い出す。

                ひんやりつるんのあの毛並み。

                 

                 


                小さいにゃんこ、旅に出る

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                  8月、東京に旅行に行った娘。そのときに

                  「ちびにゃん連れて行く!」と。

                   

                  で、こんな写真を撮ってきてくれました(^^)

                   

                   

                     

                    東京タワーを眺めてるちびにゃん。

                   

                   

                   上野の「みはし」のあんみつを見つめてるちびにゃん。

                   

                  ちびにゃんはとっても小さくて、お守りにゃんことして連れて歩いてくれてはる方もおられます。

                  一緒に出かけた先々で、こんなふうに楽しんでいただけたら嬉しいです。

                   

                   


                  子猫生まれています

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                     木を切って、どっちを前、どっちを後ろにしようか考える。それで猫の柄の出方が変わってくるから。

                     

                    一昨日、近所で子猫を連れたお母にゃんに出会った。3匹。可愛かった!!

                     

                     

                     ウチでも生まれてるよ〜(笑)

                     

                    木目によってこんなに表情が違う。月日がたてばもっと柄がはっきりしてくる。

                     

                     

                    いろんなお家にいって、可愛がってもらってね。

                     

                     


                    静かなネコたち

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                       ウチの営業部長。今度の東京も一緒に行きます。

                       

                       

                      私が彫るネコは、地味やと思う。

                      色もほとんど付けないし、超リアルに彫っているわけでもないし。

                       

                      なので、他の作家さんたちのネコと一緒に並べると、埋もれてしまってめだだない。

                      以前何度か声をかけていただいて、合同のネコ展に参加させてもらったときに実感した。

                       

                      でもね、さわってもらうと「あぁ、ネコやぁ〜」って。

                      きっと感じていただけると思う。

                       

                      ネコに限らずやけど、作品をつくるときに心がけていることは、木の感触を大切にすること。

                      手にとったときに気持ちのいいように、その木の個性が生きるように、考えて仕事をしている。

                      それから、長く大切にしていただきたいので、飽きのこないように、なるべくシンプルに。

                      自分の技術をてんこ盛りに詰め込んでごちゃごちゃした作品ではなく、持ってくれはるひとの思いが入り込む隙間のある作品にしたいと思っている。 そして、手にとってくれはったひとが育てていってくれはったらいいな、と思っている。

                       

                      私が本格的にネコを彫るようになったのは、愛猫「大吉」とお別れしてから。

                      楠の木の、つるっとひんやりとした感触が、大吉の毛並みの感触と似ているなぁ・・と思ったから。

                       

                      だから、耳の間のおでこの感触や、あごの下の曲線や、ネコのさわり心地を、ゆるやかにさりげなくやけど、彫り込んでいるつもり。

                      顔を彫らずに仕上げるネコもいる。

                      顔がなくても表情はあるし、持つひとがいろいろ感じていただけたらいいと思う。

                       

                      「しっぽにゃん」このコたちを彫るとき、ウチのコが窓の桟の所で昼寝してたのを思い出す。

                       

                      呼んだらしっぽだけで返事してたよなぁ〜とか、振り向いたときのどんぐり目玉とか、

                      逝ってしまったあのコたちを思い出しながら、木を削り、生み出すネコたち。

                       

                       

                      どこかで 

                      誰かと、そのひとの大切なネコさんと、つなぐ役目が出来たらいいな。

                       

                      そんなことも思いながら、ネコを彫っています。

                       

                       

                       

                       

                       



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