さくら さくら

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      昨日、お友達と醍醐寺へ。

    着いたときは曇り空で、ちょっと寒くって。山門へ向かう道沿いの桜も、まだつぼみ。

    山門手前のこのしだれ桜は、咲き始めていたけど。


    三宝院と霊宝館を見ることにして、まず霊宝館へ。

    入口をはいるとお庭の桜が・・

    見事!!に咲いていて。中の展示を見て出てきたときには空も晴れ・・





     
    時折、強い風が吹くけど、咲き始めたばかりの花は、負けることもなく。




    まだ人も少なく、良い時間を過ごせました



    自分からのエール

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      最近、仕事の合間に少しずつものを減らしている。

      長年ため込んだ書類とか。

      学生の頃に買い集めたレターセットとか(郵便番号が5桁の時代


      紙類はなるべくリサイクルしたいので、
      個人情報の載ってる部分だけ、切り取ってシュレッダーにかける。

      この細かくした紙も、リサイクル出来ればいいのに・・と思う。

      これもみんな、木から出来ている・・


      引き出しの奥から古い手帳。

      昔の自分の書き込み。


      「こんなこと書いてるわぁ〜」

      もちろん、覚えてない。初めて読むような気分。


      「もし」 とか、

      「あのとき、こうしていたら・・」 とか、

      今の私は、そんなことほとんど考えない。

      いくら想っても、

      過ぎた時間は戻らないし、

      逝ってしまったひとも帰ってこない。


      そんな当たり前のことに、気づいて、

      いろんなことを、あきらめたから。

      今も、心の中で、何度も何度も「ごめんなさい」 と謝るけれど。


      真っ直ぐ生きていくことが、たくさんの後悔に向き合っていくことやと思う。


      でも、

      前ばっかり見て、すぐ忘れてしまうようになった。

      子供の頃のことは、しっかり覚えているのに、ここ何年かのことは、すぐ抜け落ちてしまう。

      「彫ること」だけ残って。


      こんなことして、こんなこと思ってたんや。

      昔の自分に、励まされた気がした。


      迷わずに、彫っていこう。
       

          



      4月が来るの、ちょっと嫌やなぁ〜・・

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        最近 どこへ買い物に行っても、

        「増税前のまとめ買い!!」って・・

        もうすぐ5%から8%になる消費税。 3%って、大きいやんなぁ

        でも、

        そんなにお金も置く場所もないのに、

        あれもこれも買い込むわけにもいかへんよなぁ



        そんなことを考えながら、ちょっぴり憂鬱な気持ちで、4月をむかえようとしている。

        せっかくの春なのにね




        川沿いの道

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           よく晴れて・・でも、空は霞んで。

          黄砂・・かな? 最近、いろんなものが飛んでいるから。

          花粉症の娘も、2、3日前からぐずぐずし出した。


          川沿いの道を自転車で走ると、

          オオイヌノフグリ、ハコベ、カラスノエンドウ、

          いつの間にか、満開の花たち。


          あぁ、春なんやなぁ、と、実感する。

          木蓮のつぼみ、ネコヤナギ。梅の花も。



           おっ、久しぶりに見た!白いタンポポ。  これ、種類が違うんやね。

          明日はまた雨、こもって仕事。




          やった!見つけた!!

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             今日は休みって決めてたので、

            洗濯済ましてから、近所のホームセンターへ。

            ここは私にとって、癒しの空間(笑) 材木とか工具とか見てるのが、とっても楽しい♪

            でも、改装しはってから、置いてある木の種類が減って

            「ほしい材料が全然なくなってしまった」と、ぼやいていた私・・

            でも、今日、久しぶりにゆっくり見て回ったら、あった〜っ!!別の場所に

            やった〜っ、これで棚が作れる


            ウチでは、ほしいサイズの家具が見つからないとき、
            もしくは見つけても値段が高いときには、

            「こんなん自分で作った方がいいやん」 ということになる。

            娘に言わすと、普通はそうならへん・・らしいんやけど、

            ウチでは当たり前のことで・・だってお父ちゃんそうしてはったし。


            彫刻刀を入れる、浅い引き出しの道具箱って、なかなか売ってない。

            父はみんな自分で作ってたし、本棚とかも作ってた。

            それを見て育ったので、私もなんの違和感もなく、
            そうやって、家のあちこちに、お手製の家具がある。


            在庫を入れておく小引き出しが作りたかったのに、思う板が手に入らなくて出来ずにいた。

            でも作れるわぁ〜、めっちゃ嬉しい

            娘が帰ってきたら、報告しよう

            きっと呆れられるやろうけど。



            遠い記憶

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               仕事をしていて、彫刻刀をもちかえるとき、

              置いた刀の柄に他の刀の柄が当たって、

              「カラン」 と音をたてる。

              この音が大好きだ。


              たいていの職人さんはそうだと思うけど、刃物の柄は、自分で据える。

              刃だけの状態の彫刻刀を買ってきて、柄は自分で作るのだ。


              私が父から教わったのは、ひのきで作ること。

              短くなったら引っぱり出して使えるように作っておくことと、

              中でさびついてしまわないように、ロウを塗っておくこと。


              自分の手に合わせて作る道具。

              貼り合わせたボンドが乾いて、
              刃先で手を切らないように気をつけながら、
              柄を削って仕上げていくときの、ワクワクした気持ち

              そうやって1本1本仕上げた道具たちを並べて、彫り進めていく仏さんや、にゃんこたち。

              刀を持ち替えるたびに、

              「カラン」 「カラン」  と、音をたてる。


              昔、小さかった頃に、

              布団に入って眠りにつく前・・奥の父の仕事部屋から聞こえてきた音。


              削った木くずを吹きとばす、

              「ふっ、ふっ」 という、微かな呼吸音と、

              ときおり聞こえる

              「カラン」  という音。

              仕事をしている父の気配を感じながら、眠りについたあの頃。



              「カラン」という音は、

              父とつながる音なのかもしれない。








              玄関で・・・

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                    にゃんこが灯りを見つめています

                今日はこもって・・

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                   「おっ、えらい珍しい、続けて書いてるやん」

                  と、思ってるひと、いはると思いますが・・(笑)


                  この前打ち合わせに行ってた催事のDM作成のやり取りを、パソコンメールでしていて、

                  このところ毎日パソコンを開けるので、ブログも更新しています。

                  書きたいことはあっても、なかなかパソコンを開けられへん私

                  集中して彫り出すと、他のことがおっくうに感じられて・・


                  昨日一昨日と続けて外出したので、

                  今日明日は、家にこもって仕事です。






                  今日も歩く

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                     今日は確定申告に税務署へ。


                    着いたらたくさんの人で、30人待ち!!

                    でも、30分ほどで呼んでもらえた。税務署の職員さんはみんな丁寧で、ほっとする


                    申告を済ませて、気持ちも軽くなり、また歩くことにする。

                    一駅向こうに、美味しいパン屋さんがあるから、そこまで歩こう


                    たぶんこの道で、たどり着けるはず・・と、なんとなくで歩きはじめる。

                    すると、前に停まった車から年配のご婦人が降りてきはって、道を訊かれた

                    「すいません私、この辺の者じゃないんで

                    ・・・うちの親子、とにかくよく道を尋ねられる。
                    娘も学校帰りに観光客のひとに声をかけられるらしい。

                    知ってる道や場所は教えられるけど、
                    わからへんときはどうしようもないです、ごめんなさい


                    てくてく歩いて、無事パン屋さんに到着。

                    お気に入りのハード系のパンを買い・・せっかくやから、もう一駅歩こうか。



                     お宮さんの森で、椿が咲いている。



                     駅前の、彼岸桜も





                    今日も雪がちらついてたけど、

                    あと少し、あと少し。春はもうすぐ



                    歩く歩く

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                       今日は四条烏丸で、催事の打ち合わせ。

                      いつもは地下鉄で行くんやけど、今日は心に決めてたことが・・・

                      「京都駅から、歩いてみよう!」

                      でもでも、天気は荒れ模様、家を出たときには雪がちらちら・・

                      それでも京都駅に着いたときには止んでいたし、晴れてきたし。
                      よかった〜と、はりきって歩き出した。


                      地下の連絡通路を抜け、東本願寺の側の交差点で、地上にあがる。


                      「烏丸通りやから、このまま真っ直ぐ行けばいいんやな」

                      お東さんのお堀の鯉の顔をのぞいたりしながら、ぼちぼち歩く。

                      それにしても、本願寺さんのでっかいこと!!

                      なかなか端まで、たどり着かない。こんな大きいお寺が、西と東に、どお〜ん!とある。
                      京都はすごいところやなぁ。


                      「こんなところにこんなお店があるんや」とか、

                      「なんかこの路地、気になるな〜」とか、

                      楽しく歩いていたけど、五条を過ぎた辺りから、吹雪いてきて

                      それも向かい風やし


                      「えぇ〜〜っ、あとちょっとなのにぃ〜」

                      「さっぶ〜〜っ!!」などと思いながら歩き続けて、打ち合わせ場所にたどり着いた。


                      その後、2時間ほどの打ち合わせを済ませて外に出る。

                      帰りは雪も止んでいたので、また来た道を戻って帰ることに。


                      行きは背にして歩いてきた京都タワーが、ずいぶん遠くに見えてびっくり。

                      「えっ私、あんなとこから歩いてきたん!?」

                      いやいや、さっきも歩けた、大丈夫。今度は反対側を歩いて帰ろう。


                      本願寺さんの手前で道を渡って、行きに見た鯉にもう一度あいさつ

                      30分ほどで、京都駅に、到着〜


                      電車賃、だいぶ節約出来たし、いい運動になったし吹雪にはまいったけど


                      次のときには、もう少し春らしくなっているやろう。

                      違った発見も、あるやろう。

                      また次も、楽しく歩こう










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