私の彫るにゃんこは・・

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    私の彫るねこは、太めで、鼻の低いコが多くて、
    それは、大吉がそうだったからで・・

    「しっぽが長くて、すらっと細いコ」 のご注文をいただいて、何匹か木出しして。

    ・・自分では細く彫ってるつもりやったけど、少し離れて眺めてみたら・・

    「あかん!!やっぱりまだ太い!!」

    昔、ウチには3匹にゃんこがいて、大ちゃん以外のコは細かったんやけど

    でも、私の手は、大吉を覚えているんやなぁ。


    しっぽにゃんこの後ろ姿を眺めながら、大吉の後ろ姿を思い出す。

    とってもきれいな木目の背中

    でも、もう少しスリムにしよう


    たくさんの色達

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        たくさんの、天然石やビーズ。  この中から色合わせをしていく。


      私の作品は、木の素材そのままのものが多いから、色を使うことはあまりない。
      でも、ピアス・イヤリング、かんざしなどは、
      木と天然石やビーズを組み合わせて作るので、
      そのときは「よっこらしょ」っと、引き出し2段分のパーツを全部広げて、組み合わせを考えていく。

      5ミリくらいの四角や丸いパーツを彫るのは、指がつるし大変な作業なんやけど、
      普段、色の世界に縁がない私には、この色合わせの作業の方が大変で・・

      「彫るより時間かかるなぁ」
       と、いつもぶつぶつ言いながら、(楽しいんやけど、慣れない作業なので
      選んだ玉と、彫った木のパーツにTピンやQピンを通して、組み立てていく。

      自分にはあまり縁のない世界・・
      だから、色を使って仕事をされる方には、尊敬とあこがれの気持ちを抱く。


      林サヨコさんも、たくさんの布を使って、
      色を合わせて、
      とても魅力的な作品を作られる。

      私にはとても出来ないことだけど、
      「布を見たときに、『あっ、これは瓦につかえる』とか思うねん」って言わはったのを聞いて、

      「あっ、一緒や〜」って嬉しくなった

      私も木を見たときに
      「この木はお地蔵さんになる木や」とか、
      「この木の、この木目の部分でねこ彫ったらかわいいやろな」とか
      そんなことを考えるから。

      布と木と、素材は違うけれど、

      その素材をいちばん活かしてやれる手を持っている・・それは同じなんやって、思ったから。


      でもやっぱり、何百何千の色を合わせて大きな作品を作り上げる彼女はすごい!です。

      そんな林さんが、この春からNHKカルチャーで教室を開かれます。

      たくさんの布、色、ご縁をつないでいかはることと思います




      もうすぐ卒業式

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         このところ毎日のように、「スーツ買いませんか〜」のDMが届く。

        いろんなとこ経由で、ほぼ同じお店の、同じ割引券の付いたハガキ・・

        「ご卒業おめでとうございます!」
        ・・たしかにそうやけど、国公立組はまだ進路が確定していない。
        そんな状況でスーツ買いに行ってられへんわ〜 と言うのが本音。


        でも、制服着るのもあとちょっとなんやな。

        それに、卒業するのは、娘だけじゃなく、私もなんやなぁ。


        ここまで無事に育ったことに感謝

        あとは無事に志望校に合格しますように



        「ふくふくにゃんこ®」のページが増えました

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            こんなにとろけてるにゃんこは、久しぶりに見た・・



          木彫人生そこそこ長いけど、私が本格的にねこを彫りだしたのは、4年ほど前のこと。

          大吉が逝ってしまって、長〜いこと、へこんでいて、
          そのトンネルを抜けて、「ねこ、彫りたい!!」って思って、それがスタート。

          他の作品と同じように、手のひらにおさまる小さなものばかりだけど、
          いつか、等身大のにゃんこを! という野望も持っている(笑)

          仏さんを彫っている私が幹の部分で、
          アクセサリーやにゃんこは、枝葉の部分やと思っているけど、

          手元にある木の為に、
          待っていてくれはる誰かのために、

          私の木がどんどん成長していけるように頑張らないといけないな、と思う。

          竹木石草の作品ページに、「ふくふくにゃんこ®」が増えました






          早く暖かくなりますように

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            仕事の帰り道、 あるお寺の門前で。  よく見ると、2匹のにゃんこが・・



            寒いもんなぁ〜   そこやったら、風避けられるもんな。












            なま節炊いた

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               スーパーで、なま節(なまり節)が安かったので、買って帰ってきた。

              大吉の大好物。
              買い物へ行って、お魚売り場で見かけるたびに、「大ちゃん好きやったなぁ〜」と思っている私。

              私も好きなのだけど、ウチはあまり煮魚をしない。娘は焼き魚かお刺身派。

              でも、なんか久しぶりに食べたくなって、「大に供えてやろう」 って。

              しょうがも入れて、落とし蓋して、ふっくら炊けて、大吉にお供え。

              私ら母娘も、晩ご飯。 二切れ炊いたけど、一切れだけお皿にのせて、娘に、
              「ちょこっと食べてみたら〜?」

              そろっと箸をのばした娘・・おっ!続けて箸がのびる!
              「お母さん・・なま節美味しい!」

              「大ちゃん!やったよ!!なま節好きが増えたよ!」

               絵の中の大吉に向かってガッツポーズをする私。これからときどき炊いてあげるね。







              お宮さんで出会った木

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                「うわぁ〜っ、綺麗な幹やなぁ!」  思わず声が出た。藤森神社の境内で。

                この木は「白松」 昭和10年頃に寄進されたものだそう。



                 枝も見事!! こんな素敵な木があるなんて、知らんかった。


                境内には他にも、切り株にしめ縄かけて祀られている「いちいの木」があった。
                お参りすると腰痛がよくなると崇められているそうだ。

                木は神様。

                それをあつかう仕事をしているんや・・・あらためて、心が引き締まる。



                 家の近くでは、メジロが梅の花の蜜を吸っていた。

                少しずつ、春の気配。


                仕事すること、歩くこと。

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                   「今日はどこを歩こうかなぁ?」
                  そんなことを考えながら、台所の陽だまりで仕事をしていた。

                  台所 って思わはりました?
                   今、仕事部屋では白檀の仕事をしているので、
                  木くずが混ざらないように、ちがう木の仕事のときは、場所を変えます
                  白檀の木は香木で、木くずもお線香の原料になったりするので、捨てるところはありません。

                  久しぶりに桂の木。やわらか〜い!彫りやす〜い

                  で、仕事がのってくると、だんだん出かけたくなくなってくる

                  でも、毎日歩けって、先生に言われてるしなぁ〜・・

                  先日の検査で、コレステロールの数値にあまり変化のなかった私。
                  ほんの気持ち程度、悪い方が減って、良い方が増えていたけど。

                  薬はいつでも飲めるから と、もうしばらく運動と食事療法を続けて様子みよか、という話になった。

                  昨日も寒くて、「外出るの嫌やなぁ〜」 ってグズグズ言ってた。
                  でも夕方、仕事が一段落して、
                  「えいっ!!」 っと覚悟を決めたら、予定より遠出して、2時間も歩いてきた。

                  今日も頑張って・・でもとりあえず、この仕事は仕上げてから・・・


                  仕事が仕上がって、でも、日が暮れて。

                  昨日いっぱい歩いたし、今日はいいか。 と、自分に言い訳。

                  明日はどっちも頑張ろう







                  まな板にかんなをかける

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                     今日は午前中の仕事にかかる前に、まな板の鉋(かんな)かけをした。

                    木のまな板は、使っているうちによく使う真ん中がへこんでくる。
                    それをかんなをかけて、また平らにして、使いやすくする。
                    「まな板合わせをする」 ウチではそう言っている作業。

                    幼いころから、父がそうする姿を見てきた。我が家では当たり前のこと。
                    でも、たぶん一般家庭では 「?」 なこと(笑)

                    どこの家にでも、かんながあるわけではないんですね。


                    私が結婚したとき、相手のひとはひとり暮らしをしていたひとで、まな板は持っていたので、
                    木のまな板じゃあなかったけれど、そのままそれを使うことにした。
                    娘と二人になって、何年かして、

                    「う〜ん、やっぱり木のまな板がいいなぁ」 と、そのまな板にさよならすることにした。

                    で、買いにいくと・・ない!!


                    ・・私がほしい木のまな板は、ひのきの一枚板のもの。
                    でも、売っているのはみんなはぎ合わせのもの。
                    ひと昔前は普通に売られていたものが、今では手にはいらないんや〜と、愕然とする。

                    もちろん、百貨店に行けば売っているけど、それはちょっと手が出せない値段。
                    え〜っ、どうしよう?でも、これから一生使うんやから、一枚板のものがほしい

                    なんで一枚板にこだわるかというと、
                    はぎ合わせだと、かんなをかけるときにうまくかけれるかな?と思ったから。

                    もし木目の逆目正目の方向がちがってはり合わさっていたら、
                    きれいに削ることが出来ひんやんなぁ。
                    大丈夫かもしれへんけど、買ってみてやっぱりあかんかった!では、悔いが残る。

                    で、結局、サイズ、値段ともに納得できるものに出会えるまで、1年以上かかったけれど、
                    めでたく「ひのきの一枚板」のまな板を手にいれることが出来た。

                    いい香り!そしていい音!大事に使うしね、これからよろしくね


                    そうやって使い始めて、何年かが経った。

                    料理は嫌いじゃないけれど、家族は二人、おかずの品数も多くはない我が家では、
                    そんなにしょっちゅう、まな板を削って合わせることもない。

                    かんな台を置いて、まな板をのせて、大きなかんなで表面を削っていく。

                    ひのきの白い木肌が現れて、良い香りがただよってくる。

                    かんなかけは、父から直接手ほどきを受けた数少ない仕事のひとつ。
                    暑い夏の日に、二人でかんなくずに埋もれてたことを思い出す。
                    普段あまり使わない大きなかんなも、息を吹き返したかのよう。いきいきしているように感じる。

                    まっさらみたいになったまな板。これからもよろしくね。


                    実家で母が使っているまな板は、もう、ずいぶん薄くなって。
                    でも、父がいなくなった今でも、母は大事にそれを使っていて。

                    何度も、何度も、削ってもらった思い出と一緒に、
                    大切に、使い続けているんだと思う。

                    近いうちに、まな板合わせしに行こうかな。
                    父のかんなで、父のかわりに。



                    昨日の出来事

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                       昨日、何年ぶりかに熱が出た。

                      出かける予定があった。昼までおとなしく寝ていたら、下がるやろうか?・・でも、あかんかった。

                      あれやこれや、しなあかんことがいっぱいあるのに(>_<)

                      外出は諦めた。仕事も諦めた。
                      「インフルエンザやったらどうしよう?」
                      「お願いやし一日で下がって〜!」 と、布団にくるまってひたすら眠る。

                      晩ご飯は、娘がきつねうどん作ってくれた。


                      今朝は熱も下がって、まだ節々は痛いけど、お弁当作って、娘を送り出した。

                      今日は私立大の入試。 そんな大事なときに、迷惑かけてごめんやで。

                      まだまだ続く受験の日々。自分の体調管理も気をつけないと・・



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