熱中症に気をつけましょう

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    暑い・・夜お風呂に入って、さっぱりして寝るのに、朝起きたら汗でベタベタでDocomo103
    日中も家事や仕事で動くたび、どんだけ出るんびっくりっていうくらい汗が流れて。

    今年も保冷材仕込んだタオルを首に巻いて、がんばっています。


     冷風機のスイッチが、どうも肉球に見えてしまう私。
    ボタン押すたび、ちょっと嬉しい気分ですはーと


     

    黄檗山万福寺へ蓮を見に

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      久しぶりに訪れた黄檗山万福寺。蓮の写真が撮りたくて。



      仕事で蓮台を彫る私、毎年この時期には、いろんな所へ蓮を見に行く。


      資料にするため・・でもあるけど、ホントはそんなこと関係なしに、大好きな花。

      万福寺は、子供の頃よく遊びに来ていた。
      遊びに・・って表現はおかしいやろか?
      でも、ウチの家では、父も母もお寺や博物館によく連れてってくれて、
      それが楽しかったし、たぶん、動物園とか遊園地に行くのと同じ感覚でいたんやと思う。

      布袋さんの裏側におられる韋駄天さんが私は子供の頃から大好きで、
      きりっとしたお顔の、「男前の韋駄天さんハート」とずっと思っていたけど、
      今日お会いしたら、とってもやさしいお顔に見えて、
      なんだか少し、泣きそうになった。

      ものすごく凝った彫りの甲冑と、ふくよかでやわらかな指先。
      これを彫ったひとは、
      どれくらいの月日をかけて、どれほどの思いで仕事をしていはったんやろう?

      すごい技術やんなぁ、きっと楽しんで彫ってはるよなぁ〜
      余裕のある仕事は美しいなぁと思う。


      本堂に入って十八羅漢さんの前に立つと、
      いつも、首根っこ掴まれて、一気に子供の頃に引き戻された気分になる。

      何度も父と来た場所。

      少し先を歩いて、羅漢さんを見上げてる父が、見える気がする。
      そして私は、小学生の目線で羅漢さんを見上げてた感覚がよみがえる。
      お堂に響いてた父の声が、今も耳に残っていて、自分ひとりなのが不思議に思えて。

      薄暗いお堂。高い天井。
      父はもういないし、いつか私もいなくなるけど、
      世の中が平穏なら、羅漢さんたちはこれから先も、ずっとここに座ってはるんやろうな。


      回廊をゆっくり歩く。 ときどき止まって、柱をながめる。
      みんな違う木目。 生き物やもんね、違って当たり前。





      宇治市には昔「巨椋池」という大きな池があって、昭和の初期に干拓されてなくなってしまったけれど、
      その池に咲いていた蓮たちが、あちこちで今も育てられている。

      万福寺にある蓮の鉢にも、名前に「巨椋」の文字が入っているものがたくさんある。

      子供の頃は宇治市に住んでいたので、
      小学生のとき、「宇治市史」の授業で池のことを知った。
      たくさんの蓮が咲いていて、「蓮見船」が出たという話を聞いて、「見てみたかったなぁ〜!!」と思っていた。
      その頃から蓮が好きやったんやなぁ。

      いつか、自分の家でも蓮を育てたいな。




       

      私のおりん

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        JUGEMテーマ:日常

         仕事場の、すぐ手の届くところに置いてある私の「おりん」。

        直径1寸4分(4センチ)、一緒に仕事をしている、二方屋さんのもの。

        仕事で出かける前や、
        家で仕事してて、煮詰まって空気を変えたいとき。
        お経を唱えるときや、
        新しい仕事にとりかかるとき、
        ひとつ仕事が仕上がったとき・・

        鳴らしたいときに、いつでも鳴らせるように。

        私は、二方屋さんのおりんを誰かに説明するとき、「魂に響く音」と言ってお伝えしている。

        気持ちを整えてくれるこのおりんに、出逢えてよかったなぁ〜と思う。

         

        桜の葉っぱ

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           桜の葉っぱが、ところどころ色づいている。

          今まで見たことないように思うんやけど・・
          何本もの木でなっているから、「どうしたんやろ?」と、ちょっと心配。

          「きれいやなぁ〜」で済ましたらあかん気がする。
          どうもないんやったらいいけど・・

          心配しすぎ?





           

          彫って彫って彫りまくれ!

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            7月に入り、早くも今年後半に突入。
            今朝、今年初のセミの声・・もうすぐ暑い夏がやってくる汗

            今年後半は催事がふたつ決まっていて、
            11月に奈良の学園前で二人展、
            12月に東京の神楽坂で三人展。
            それぞれに向けて、準備を進めながら、他の仕事もこなしながら・・の日々。



            仏さまを彫るときは、苦しくて、楽しくて、
            でも、とても静かな気持ちで。

            海の底にいるような、
            繭の中にいるような、
            ・・うまく言えへんけど、他の作品を彫ってるときとは、ちょっと違う世界にいる気がする。

            手の遅い私。台座、本体、光背、すべて仕上げるのに1ヶ月、2ヶ月かかるものもある。
            焦る気持ちもあるけれど、木や道具と話しながら、
            向かい合わせのお父ちゃんの写真にも、ときどき話かけながら、
            ひとつずつ、丁寧に仕上げていく。

            ときどき、昔友達に言われた言葉が頭に浮かぶ。

            「彫って彫って彫りまくれ!!」

            そやな、迷っとらんと彫らなあかんな。
            そしたら答えも見えてくるやろ。

            友達も、娘も、みんな、それぞれの持ち場で頑張ってる。
            私も私の持ち場で頑張らんと矢印上


             

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