個展のお知らせ

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    お盆も過ぎて、風が少し変わって来ましたね。

    仕事場も30℃を下回る日もあり、だいぶ楽になりました。

     

    9月の個展まで残り1ヶ月になりました。段取りを考えながら仕事に励んでいます。

     

     

     

    今回は奈良での開催です。

    昨年、知り合いの方の作品展を見に行った際にオーナーさんにお声かけいただきました。

    にゃんこたちを置いていただいてる藤田芸香亭さんのすぐ近くのギャラリーです。

    「和つなぎ」のアクセサリーを中心に展示しようと思っています。

     

    近鉄奈良駅より徒歩7〜8分、JR奈良駅より徒歩15分ほど。

    興福寺なども近くにあり、奈良散策も楽しんでいただける場所です。

    期間中ずっと在廊予定です。

     

     

      竹内勢津子作品展〜木と寄り添って〜

       9月21日(金)〜25日(火) 12:00〜19:00(最終日17:00まで)

     ギャルリ・サンク  奈良市西寺林町28-6

     

     

    奈良での個展は初めてです。

    今年は5月の大阪、9月の奈良と、初めての場所でのチャレンジが続きます。

    たくさんの方とお目にかかれるのを楽しみに、残りの時間しっかりと準備していきますね。

     

     

     

     

     

     

     


    今年のお盆も、いつものように

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      お盆ですね。

      長い盆休みの方と、関係なくお仕事されてる方と。

      私の周りは、お仕事の方が多いかな?私も変わらず仕事です。

       

      それでも、昨日は実家へ行って来ました。

       

       

      夕方、娘と一緒にお墓に行って、その後実家へ。

      母と娘と三人で迎え火を焚くのが、毎年のお盆の過ごし方。

      今年は娘はバイトで、実家で合流の予定。

      「そろそろ出かけようかな〜」と思っていたタイミングで雷が鳴り・・

      空は真っ暗。えっ?降るの?どうしよう!?

       

      降るとなったらとんでもなく降る最近の天気。

      それに雷のときに外にいるのはやっぱり怖い。(家の中やと眺めて見ているくせに)

      様子を見てると娘からメールが。市内中心部は土砂降りで動けないらしい。

      その雨が流れてくるか・・? が結局、あまり降らずに青空が戻ってきた。

      もうお墓に行くには遅いけど、母の所には行こうかな。もう迎え火焚いてしもたやろか?

      ・・電話すると出ない。

      えっ!?この時間やったらいるはずなのに、まさか熱中症で倒れてる!?

      とりあえず急いで実家へ。

      灯りがついてるのが見えた。良かった!大丈夫そうや。

      「お母ちゃん〜!いる〜?」声をかけると返事があった。

      「今帰って来たとこや」あんまり暑くて、日中買い物に出かけられなかったらしい。

      確かに生命にかかわる暑さやからなぁ〜とりあえず無事でいてくれて良かったと、ひと安心。

       

       

      今年は二人で迎え火を焚く。

       

      ウチはいつも白檀の木くずを焚いて父を迎える。

      削りたての木くずを持ってきたので、よく燃える。

      煙が通りへと流れていく。りんを鳴らす。白檀の香りと一緒に、りんの音も流れていく。

       

      帰って来はったかな?猫3匹連れて。

       

      あと何年、ここでこうやってお迎えできるんやろうなぁ・・ふと思う。

      家の中では、仏壇の前で提灯の灯りがゆっくりと回っている。

       

       

      「足が痛くて植木の水やりが出来ひん」と母が言うので、代わりに水やりをする。

      私の家の辺りは少し降ったけど、こっちは降ってなかったみたい。

      じょうろに水を汲んで、何度も階段を上がり下りする。

      小学生のとき、夏休みのお手伝いに「植木の水やり」って書いてたなぁと思い出す。

      あの頃はもっとたくさん、鉢があった。

      父の盆栽、ずいぶん減った。仕方ない。あれからずいぶん時が流れた。

       

      夕飯を食べながらあれこれ話をしている内に、娘も到着。

      いつものお盆。

       

       

      小さかった娘は大人になって、

      もともと小柄な母は会う度痩せて小さくなって。

      それでも三人で変わらず笑い合う。

       

      あと何回?

      そんなことを考えながらも、いつもと変わらず迎えられたことに安堵して、

      そして今日はいつものように兄夫婦が訪ねてくれて、

      母が喜んでいるんやろうなと思いながら、仕事をしている。

       

      変わらないことなんてない。

      少しずつ、いつか失うことへの気持ちの準備をしながら、日々生きていく。

       

      そんな歳になったんやなぁ〜と思いながら。

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       


      ちょっと足踏みの今日の仕事

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        昨日今日と、日中も蝉が鳴いている。

         

        暑すぎると鳴かへんから、少し気温が下がったってこと。

        早朝の大合唱も、少しボリュームが下がってきたように感じる。

        夜には蝉と一緒に秋の虫も鳴き出した。少しずつ、季節は進んでいるんやなぁ。

         

        それでも日中出かけるのはまだまだ勇気がいる暑さ。

        クーラーのない仕事場は危険やけど、「通勤なくて良かった」と思いながら仕事をしている。

         

        クールタイプのシャンプーとトリートメント。ボディシャンプーもひんやりする物を購入して。

         

        いろいろ対策を考えながら、なんとかここまで乗り切ってきた。

        今年は9月に個展があるから、夏バテしている場合やないし。

         

         

        今、注文のコーギー犬を彫っていて、

        「後ろから見たらめっちゃコーギーなんやけど前から見たらコーギーやない(泣)」

        というので実物を見に行きたいんやけれど・・

        もう少し夕方になって涼しくなってから!と思いながらブログを書いている。

         

        画像検索でいっぱい写真は出てくるけれど、

        それではつかみきれへんものがある。

        ちょっと遠いけどペットショップまで行ってみようか、

        川沿いの道でお散歩中のコを探してみようか?

         

        きちんと納得出来るものに仕上げるために、

        楽しみに待っててくれてはる人に喜んでもらうために。

         

        出かけた先で、会えますように!!

         

         

         

         

         


        彫っている手を見て思うことと、彫っている手を止めて思うこと

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          彫っている手を止めて、自分の掌を眺めることが時々ある。

           

          私の掌は、父の掌と同じ大きさ。

          自分の掌を見て、父の掌を思い出す。

          昔、合わせた掌は同じ大きさで、指の太さは父の方が1、5倍ほど太かった。

          「うわぁ!大きさ一緒やなぁ!」

          そう言って2人で笑い合ったなぁ。

          どれくらい近づいているんやろう?比べたくても、もう合わせることは出来ないから。

           

          それでもずいぶん肉厚になった掌は、親指の付け根には力こぶも出るようになり、

          皮が分厚くなった右手の親指と人差し指は、ちょっと切ったくらいでは出血しない。

           

          彫っている自分の手元を見ていて、

          彫っている父の手元を見ていたときのことを思い出すこともある。

           

          重なって、つながっている二人の手。

          右利きの父、左利きの私。木と刀を握る手は逆やけど。

           

           

          最近、また別のことも考えるようになって。

           

          削られている木が、この掌の中で、

          「なんやクッションきいてて気持ち良いなぁ〜」と思ってくれてたらいいのにな、と(笑)

           

          前は、彫っている自分が木肌の気持ち良さに癒やされてたけど、

          今は、木にそう思われたいなぁ、と。

          「なんやめっちゃ気持ち良い思ってくつろいでる内に、なんやめっちゃ格好良くなってるやん!」

          なんて思ってくれてたらいいのになぁ〜。

           

           

          「木に慣れるんやなくて、木になってしまえ」

          父にそんなことも言われたなぁと思い出す。

          木の気持ちに寄り添って仕事が出来たら、木に喜んでもらえるやろか。

           

          そんなことも考えながら、今日も一日木を削っていた。

           

          人にも木にも喜んでもらえる、そんな仕事がたくさんしたい。

           

           


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