ギャルリ・サンクさんでの作品展、終了しました
秋の連休を挟んで5日間の奈良「ギャルリ・サンク」さんでの作品展、終了いたしました。
お天気も心配でしたが、降ってもパラパラ程度で、
ちょうど奈良映画祭と重なって人通りも多く、遠方からお越しの方にもご覧いただけました。
中日の23日にTVの撮影があり、いつもの個展とは違う雰囲気に・・
自分の撮影より、作品の撮影してはるときの方が緊張しました。
私の作っているものは小さいものが多いので、それがTVの大画面に映し出されると考えただけで身震いします。
細かく細かく削っているけど、大写しになったらどんなふうになるんやろう?
めっちゃ不安やったけど、ディレクターさんがモニターを見せてくれはって、ちょっと安心しました。
「あぁ、ちゃんと仏さんの顔で映ってはる」
私は、自分がすごく技術があるわけではないとちゃんと自覚しています。
すごい技術のあるひとを、ずっと身近に見ていたので。
今でも、技巧を凝らして美しい仏様を彫る方はたくさんおられるけれど、
私の役割はそれやないと思っています。
一人一人の方にとって身近な、そのひとだけのかけがえのない仏様が彫りたい。
何体か並んだ中から、選んで連れて帰ってくれはるその瞬間に立ち会えることを、
いつも幸せに思っています。
今回の作品展も、たくさんの出逢いがありました。
お地蔵さんだけでなく、ふくふくにゃんこやアクセサリーもたくさん旅立っていきました。
お話させていただけなかった方も、ご覧いただきありがとうございました。
そして22日23日に、手伝いに来てくれた娘。
小学生の頃、哲学の道「洗心」で一緒にお店番していた娘。
今では大学生になり、私の心強い相棒です。
説明もばっちりで、お客様が重なったときには本当に頼りになります。
何度か「作家さんですか?」と間違われていましたが(笑)
今回、ギャラリーのオーナーさんが、こんな素敵な写真を撮ってくださいました。
長く二人で仕事をしてきましたが、こういった場面での写真は1枚もなく、
私にとっては宝物の1枚になりました。
ギャルリ・サンクの高市さん、在廊を手伝ってくれた友人、搬出を手伝ってくれた友人、
その他にも、たくさんの方に助けていただき、無事に会期を終えることが出来ました。
皆さん本当にありがとうございました。
次回は12月16日から、今回お世話になったギャルリ・サンクさんでのクラフト展に出展予定です。
クリスマスプレゼント向きのアクセサリーを、数点展示させていただきます。
その前に仏様の仕事です。気持ち整えて、次に向かいます。
- 2018.09.27 Thursday
- お知らせ
- 19:19
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- by けっち