懐かしいひとに背中を押される
懐かしいひとの夢を見た。
久しぶりのそのひとに、
「いくつになったん?」と問いかけると、
「49!」と笑顔で答えが返ってきた。
あれ?私よりもう少しお兄さんやったはずやけどなぁ?
そう考えながら話していて、ふと思い出した。
思い出したところで、目が覚めた。
あぁ、49で亡くならはったんやった・・
父と相性の良かったそのひとは、お弟子さんの中で1番思い出が多いひと。
子供の頃、よくかまってくれはったし、
大人になってからは仕事のアドバイスをもらったこともあった。
なんで出てきはったんやろう?
彼の歳を超えていくんやということを、自分が意識しているからやろうか?
「もっと彫りたかったですか?」
心の中でそう問いかける。
父にも、
今も何度も同じことを問いかけている私。
私の仕事を、どう見てはるんやろうなぁ。
「せっちゃん頑張ってるやん」と、父の肩に手を置いて笑ってはって、
「いやぁ、まだまだやわ」って父が言うてるような、そんな気がするなぁ〜。
笑顔で出てきてくれはって良かった。
私はまだこちら側にいる。
生きて、元気に仕事が出来る。
あちら側のひとにも、こちら側のひとにも、
認めてもらえる仕事がしたい。
- 2018.10.30 Tuesday
- いろんなこと
- 13:55
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- by けっち