同じ木から生まれた3匹

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    ふくふくにゃんこシリーズのしっぽにゃん。本日、奈良の藤田芸香亭さんに納品して来ました。

     

     

    このコたち、同じ楠から生まれています。

     

    同じ木でも部位によって色も堅さも違います。

    同じ高さ、幅で木出しして荒彫りして、そこから個性を出していきます。

     

     

     

     

     横顔はこんな感じ。

     

     

    なでなでしてもらっている内に、背中の刀目が光ってきます。

     

     

    兄弟姉妹仲良く同じお家に旅立ってほしいなぁ〜・・とも思うけど、

    生身の子猫たちと一緒で、それは難しいやろうなぁとも思います。

     

    でもきっと、それぞれに良いご縁があるやろうから。

     

    どうか可愛がってやってくださいね。

     

     

     

     


    今日は雨降り

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       雨降りの、今日見た景色。

       

       

       

       

      昨日は長い間ヘリコプターが上空を旋回していて・・

       

      「なんやろう?また何かあったんかな?」と、気持ちがザワザワした。

       

      少し離れた所に住んでるだけの者でもこんな風なのに、

       

      関係者の方の心の傷は、どれほど深いんやろうと思う。

       

       

      建物の取り壊しは始まったけれど、跡地をどうするかは決まっていないと聞く。

       

      誰もが納得出来る答えって、きっとないやろうから・・

       

      難しいことやなぁと思う。

       

       

       

       

       


      和つなぎいろいろ

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        和つなぎには、いろいろな種類があります。

         

         

         同じデザインでも色の出方が違えば印象も変わるし、

         

         

         ハートの二連も、ケヤキで彫ればこんな感じに。

         

         

        ネックレスだけではなく、ブローチやピアス・イヤリングなども作っています。

        使う木の大きさや木目によって、

        その木が一番素敵に見えるようにデザインを考えて彫っていきます。

         

         

        木も人と同じで、みんな違います。

        大きさや木目に合わせて、その木が一番素敵に見えるよう形を決めていきます。

         

         

        春に個展を予定していますので、その後の話になるのですが

         

        アクセサリーに関しては、今後は直接受注することをせず、

        他の方に販売をお任せしようと思っています。

         

         

        以前はお店での販売もしていましたが

        ここ何年かは、見て選んでいただけるのは個展のときだけで、

        あとは注文制作の形をとってきていました。

         

         

        以前のように

        個展のとき以外にも、手に取って選んでいただける場所を作って、

        私は一人でも多くの方に手にしていただけるよう、

        制作に集中させていただきたいと思います。

         

         

        お取り扱いいただくお店等、

        決まりましたらまたお知らせさせていただきますね。

         

        よろしくお願いいたします。

         

         

         


        明日も明後日も彫れますように

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           仕事部屋は寒いので、南向きの台所で。

           

           

          一昨昨日に和つなぎの荒彫りをして、右手親指の爪がえぐれてしまった。

          昨日、一昨日はブレスレットの玉を彫って、右手親指と人差し指の感覚がなくなってしまった。

           

          なので今日はお地蔵さんの仕事。

          仕上がる頃には爪も伸びてきて、また次の荒彫りが出来るはず。

           

          彫るものによって、力のいれ加減が違うから、負担のかかる部位も違ってくる。

          なのでなるべく同じ仕事を続けへんようにして、身体を守りながら仕事をする。

          まぁもちろん、そういうわけにいかへんときもあるんやけれど。

           

          待っててくれてはるひとがたくさんいはる。

          自分も彫りたくて彫れてへんものがまだたくさんある。

           

          だからまだまだ仕事がしたいと思う。

           

           

           

          仕事場に置いてある1枚の写真。

          父と二人で笑顔の写真。

           

          姉の結婚式の後に撮ったもの。

          その数時間後に、父は心筋梗塞で逝ってしまった。

           

           

          人って、いつどうなるかわからへん。

           

           

          一番身近で大切なひとが、そう教えてくれた。

           

          それを自分に戒めて仕事するために、

          数年前からその写真をそばに置くようになった。

           

           

           

          病気、事故、災害、

          どんな形でかはわからへんけど、必ず人生の幕は下りるし、

           

          明日も目が覚めて、

          美味しくご飯が食べられて、

          元気に動けるってことを当たり前のように思ってるけれど

          ほんまはそれは、

          奇跡みたいなことなのかもしれへん。

           

          でも

          今日が人生最後の日!みたいに思って無茶してしまったら、

          やっぱりしんどくなってしまうから、

           

          明日も明後日も続いていくと信じて、

          段取りつけて生きていくわけなんやけど。

           

           

          きっと、

          どれだけ仕事しても、

          「あぁ、もっと彫りたかったなぁ〜」って、最期のときに思うんやろうな。

          でも、

          「まぁ仕方ないなぁ〜」って、あきらめて旅立つんやろうな。

           

           

          その日が明日なのか、数十年後なのかはわからへんけど、

          残された時間を大切に、

          ひとつひとつ彫り続けていくだけ。

           

          今日仕事が出来てることに感謝して。

           

          どうか明日も明後日も、と、

           

          心の中で願いながら。

           

           

           

           

           

           

           


          小さな花が咲きました

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            刃物を研いでいたら、砥石が赤い。

             

            「ん?」

            添えていた右手の中指から出血している。

            夢中で研いでいて気がつかへんかったけど、

            けっこう刀を寝かして研いでいたから、指の腹も一緒に研いでしまっていたらしい。

             

            「砥石が汚れる!!」

            慌てて砥石を持ってお風呂場に走る。

            研ぎ粉と血を洗い流しながら、「自分より道具なんやなぁ」と(笑)

             

             

            砥石は乾いた状態では刃物が研げない。

            教室で研いでもらうときには、まず桶に水を入れて、そこに砥石を沈めておく。

            乾いた砥石はグングン水を吸い込んでいく。

            1時間くらいつけておいて、それから研ぎの作業に入る。

            研いでいると砥石の表面が乾いてきて、

            まだ浸しが足りひんなぁと思うときもあるけれど、

            お稽古の時間は限られているので仕方がない。

             

            家では砥石は水を張った桶にいつも浸けてあるから

            血液が染み込んでしまうことはないんやけど、

            それでもやっぱり。

             

            大事な道具やから、汚したくはない。

             

             

            砥石を洗って仕事場に戻した後、自分の処置をする。

            汚れた手を洗い、消毒して、絆創膏を貼って。

            痛みは後からやって来る。

             

            長いこと仕事しているけど、こんなことはあんまりない。

            2回目、3回目かなぁ?

             

             

            力をかけるとまた出血しそう。

            で、研ぎ終わったら更新しようと思っていたブログを先に書くことに。

             

            ほんまはこんな血生臭い話やなくて、植物の話をさらっとしたかっただけなんやけど・・

             

             

             

            今日、今年最初の、花月の花が咲きました。

             

             

             

             


            笑う門には

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              今日はよく晴れて、洗濯物干すのも気持良かったです。

               

              家にこもって仕事に集中する日と、

              外廻りの仕事に出かける日と。

              お正月はもう遠い昔のことのよう、忙しく日々過ごしています。

               

               

              数日前に、ある場所でめちゃめちゃ笑い転げることがあって。

              そのときのことを思い出しながら、

              「あんなに笑ったん何年ぶりやろう?」と。

               

              めっちゃ楽しかった〜!

              みんなでゲラゲラ笑いながら、いろいろ楽しい妄想を膨らませて。

               

              これからいろんな方と、いろいろ楽しいことが広がっていきそうです♪

               

               

              昨年は身体も気持ちもしんどいことが多かったのですが、

              今年はだんだん雲が晴れてきたなぁと感じています。

               

               

              目の前の仕事をひとつひとつ、仕上げて送り出して。

               

               

              私の一番彫りたいものが、誰かにとっても必要なものでありますように。

              その出逢いの場に向けて、少しずつ準備も進めながら頑張っていきます。

               

               

               

               

               

               

               

               


              あけましておめでとうございます

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                 珍しい仏手柑をいただきました!ありがとうございます。

                 

                 

                2020年、始まりましたね。

                また元気に新年を迎えられたこと、ありがたく思っています。

                 

                二日酔いもせず、昨日から仕事に励んでいます。

                仕事始めはお地蔵さんの荒彫りでした。

                今日は楠の仕事、清々しい香りが仕事場に満ちています。

                 

                 

                 

                彫りたいものがいっぱいです!

                今年は新作もいろいろと。

                 

                段取り考えながら、怪我せんように気をつけながら、頑張っていこうと思います。

                 

                 

                今年も精進していきますので、よろしくお願いいたします。

                 

                 

                 


                2019年もあと少し

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                  買い物に行く途中で、水浴びしている雀の群れを見かけた。

                  「うわっ、寒そう!」思わず声が出る。

                   

                  もう少し先の街路樹ではふくふくに膨らんだ雀たち。

                  また、ふくら雀のブローチ彫りたいなぁ。

                   

                   

                  私は明日が仕事納め。

                  31日、1日と休んで、二日酔いでなければ(笑)2日から仕事します。

                   

                   

                  今年もありがとうございました。

                  たくさんの新しいご縁をいただいた一年でした。

                   

                  来年も精進していきますので

                  どうぞよろしくお願いいたします。

                   

                  皆さま良いお年をお迎えください。

                   


                  小さくて愛おしいもの

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                    年の瀬に、小さなボケの木を我が家に迎え入れました。

                     

                    私はホームセンターが好きで(木材や工具を見るのが楽しくて)

                    特に買い物がなくても足を運ぶことがあるのですが、

                    園芸コーナーに並んでいた小さな鉢に一目惚れ。

                    幹のひねり具合が可愛らしいなぁ〜と。

                     

                    でも、その日は買わずに帰りました。

                     

                    狭いベランダ、なるべくものを増やさないように・・と心がけています。

                    今いるコたちが元気で、株分けで鉢が増えたりするからです。

                     

                    それに、植物も生き物、

                    上手に育てたら、猫より長生きします。

                    自分よりも長生きすることもあります。

                     

                    小さいから、安いからって簡単に手に入れるのはためらわれます。

                    責任持って大事に育ててやらないと。

                     

                    本当に手元に置きたいのか?

                    ひと呼吸おいて考えました。

                     

                    で、やっぱり傍にいてほしい、

                    ご縁があるならまだ売れずに残っているはず・・と、3日後にまた見に行きました。

                     

                    残っていました!

                    連れて帰って、用意していた鉢に植え替えました。

                    数は少ないけど蕾もついていて、花が咲いてくれるのが待ち遠しいです。

                     

                     

                    本当は白梅も欲しいのだけれど、「このコや!」と思う木に出逢えずに何年も過ごしています。

                    ボケの盆栽も、昔家にありました。

                    白梅も、大きな鉢でありました。たぶん私が生まれる前からあったんやと思います。

                    娘が生まれた年には、一輪咲いてた花と一緒に写真を撮りました。

                     

                    どちらももう枯れて、残っていません。

                    父が逝ってしまってからずいぶん年月が経ちました。仕方のないことやと思います。

                     

                    ささゆり、春蘭、黄梅、そしてボケ、

                    みんな父との思い出の植物たちです。

                     

                     

                    花が咲く頃、私は何を彫っているんやろうなぁ。

                    時々小さな幹を撫でながら、気持ち整えながら、頑張って仕事しているんやろうなぁ。

                     

                    このコらの為にも、頑張って仕事しようと思います。

                    大切に育てていきます。

                     

                     


                    ひと区切りつきました

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                      香合仏、無事に納まりました。

                       

                      17日の夕方に仕上がり、終わってホッとしてその直後に熱を出し・・

                      翌日は年内最後の木彫教室。

                      気合いで一晩で熱を下げて仕事に行き、晩にはまた熱が上がってダウン。

                      それでも納品の日までにはなんとか熱が下がり、無事にお渡しすることが出来ました。

                       

                      今回お渡しした方は、昨年の「LIFE〜夢のカタチ〜」の放送を観て注文してくれはった方。

                      今まで私が仏さまを彫らせてもらってきた方は、

                      何年ものおつき合いがあるお互いよくわかり合えている方ばかりだったので

                      正直不安でした。

                       

                      でも、

                      私が父の仕事、思いを受け継いで仏さまを彫っているということにご自身の体験を重ねて

                      「この人に彫ってほしい」と思ってくれはったとお聞きして、

                      「あぁ、そういう角度から見てくれはったんやなぁ」と、とても嬉しかったです。

                       

                      跡を継いで続けていくことの難しさ、大切さを知っておられる方とご縁をいただいて、

                      「大切にします」と言っていただきました。

                       

                       

                      父の娘で良かったと、またあらためて思いました。

                       

                      そして、私が大切にしている思いを

                      観ている方に的確に伝えてくれはった「LIFE」の皆さんに、あらためて感謝しました。

                       

                       

                       

                      小さな仏さまを彫るのに使うのは、小さな道具ばっかりで。

                       

                       

                      これらの彫刻刀を使って、息を詰めて衣紋の曲線を彫りながら

                      「この1ミリ幅のなめらかな曲線を彫るために、私はどれだけの時間を積み重ねてきたんやろう?」

                      などと自分の来た道を振り返っていました。

                       

                      研ぎが悪いと話にならへんし、

                      木のことをよくわかってないときれいな曲線は彫れへんし。

                       

                      とにかく、たくさんの木と道具と向き合う時間があって、

                      今この1本の線が彫れる自分がいるんやなぁ・・と。

                       

                       

                      「仏さまのお顔が見たいなぁ」と思ってくれてはった方もおられるかと思いますが、

                      私がお作りする仏さまは、個人の方の念持仏です。

                      お寺さんなど皆さんが拝まはる場所にお納めするものではありませんので、

                      画像は載せないようにしています。

                       

                      自分が作ったものでも、自分のものではない。

                      そう思っていますし、執着もないです。

                       

                      行った先で、そのひとに寄り添って仲良く暮らしてくれたらそれで幸せです。

                       

                      職人なんて、そんなもんやないでしょうか。

                       

                       

                       

                      さぁ、まだまだ仕事は山積みです。

                      少し手と気持ちを休ませたいと、「気分転換に染木の仕事をしています」とお友達に話したら、

                      「気分転換も彫ることなのね」と感心されました(笑)

                       

                      彫りながらいろいろまとめて、

                      決まっていることをまた順番にお知らせしていきますね。

                       

                      よろしくお願いいたします。

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       



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