春を待つ

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    暦の上では「立春」だった昨日、ものすごく寒くて風も強くて・・

    今日も引き続きの寒さで、凍えた手を小さなオイルヒーターで温めながら、仕事しています。

    電気座布団も使っていて、

    木くずがいっぱい付いてしまうので布を被せて、

    その上に小さな座布団をひいておしりの位置を少し高くして(あぐらをかいてずっと座っているので膝の負担を軽減しようと)

    膝掛け2枚重ねの状態で彫っています。

     

    時々小さい座布団と電気座布団の間に手を突っ込んで暖を取ろうとするのですが、

    電気座布団がどんどん冷えていく・・(笑)

    自分の手の冷気が文明の道具に勝ってしまうという悲しい状況に、思わずひとりで笑ってしまいます。

     

     

     それでもカランコエの蕾も少しずつ色付いて

     

    「もう少し、もう少し」と自分に言い聞かせながら、過ごしています。

     

     

    インフルエンザ、風邪、流行っているみたいですね。

    ウチの娘もインフルエンザではなかったけど、先週39度の熱を出していました。

     

    皆さまお身体ご自愛ください。

     

     

     

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    動き出した時間

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       きれいな木目。 欅のアクセサリートレー。

       

       

      今年に入って、何年も仕上げずに置いてあったものになぜだか目がいって。

       

      このトレーもそう。

      彫り出しの足付きにしようと思って、中側から彫り始めたけど外の形が定まらなくなって・・

      手が進まずに中途半端で止まったまま、小さな木たちを入れて仕事場で使っていた。

      それがなんだか急に彫りたくなって、

      彫り始めたらサクサク進んで、あっという間に形になっていく。

      何年も置いてあったから木もよく乾いて、最初に取りかかったときよりもずっと軽い力で彫れる。

       

      時が満ちて、形が定まったんやろうなぁ。

      ということは、待っているひとが出来たということかな?

       

      いつも、

      「このコはどんなひとの所にいくんやろうなぁ」と思って仕事をしている。

      私の役目は、「人」と「木」の橋渡し。

      きっとこの木目に心奪われるひとがいてはるんやわ。

      この木の魅力が一番溢れ出る姿に仕上げてあげへんと。

       

       

      この木と誰かが出逢う瞬間に立ち会えるのを楽しみにしながら、

      動き出した木の時間に、刃物を持つ手を添えていく。

       

       

       

       


      寒さ厳しく

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         今朝、地面に霜柱が!! 霜柱なんか見たの何年ぶりやろう・・

         

        私が子供の頃は、氷が張ったり霜柱が立ったり・・は珍しいことではなかったし、

        「水道凍って水が出ぇへん」なんて朝の台所で母が困っていたのも何度か覚えがある。

         

        ふと思い出したのが、小学校5、6年生のときのこと。

        毎朝裸足で運動場走らされてたなぁ〜。

         

        そのときの担任の先生が「根性をつけさせるため」って言う理由で、

        毎朝登校してきた子から順番に予鈴が鳴るまで走るように指導してはって。

        寒い寒い冬の朝でも、もちろん裸足で。

        素足で霜柱踏んだジャリッ!っていう感触をふと思い出した。

         

        今やったらそんなことさせられたら問題になるんやろうなぁ。

        でもあの頃は「厳しくて良い先生」って、保護者には人気の先生やったなぁ。

         

         

         仕事は今こんな感じで、これは髪留め用のパーツ。

         

         

         ブローチ用のにゃんこたち。

         

        私は数もんの仕事(たくさん数を作る仕事)でも型紙を作らないものが多くて、

        木を見て話をして形作っていくので、みんな少しずつ違っている。

         

        手元にある木がすべて仏さんになれるわけではない。

        だから私は、いろんなものを彫る。

        たくさんある木っ端たちを片付けながら、

        「これは蓮の花びら、これはねこ」なんて仕分けていくけれど、

        それは私以外のひとにはわからへんことで・・

        だから「急げ急げ!!」と彫り進む。

         

        手元にある木を、みんな送り出してやれたらいいなぁ。

         

         

        今日の仕事場は、12℃から室温が上がらず・・

        でも外でお仕事してはる人はもっと大変やろうし、

        めっちゃ雪降って大変な所もいっぱいあるし。

        いっぱい着込んで頑張ろう。

         

        明日もたくさん彫れますように。

         

         

         

         


        ねこにまみれて

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          ねこを彫っている手を止めて顔を上げると、目の前には十数匹のねこ。

          左側の棚の上にも、彫りかけと、仕上がったのと・・

           

           

          昨年12月から、ねこ、ねこ、ねこ・・

          今年の課題は、数を揃えること。

          でも数もんの仕事が苦手な私は、くたびれてきたら違うシリーズに移行しながら頑張って数を増やしている。

          今はブローチ作製中。

           

          狭い仕事場では、そろそろ並べるスペースがなくなってきた。

          でも、広いギャラリーに並べて思い描く展示にするには、まだまだ足りない・・

           

          とりあえずの目標は100匹。

          もう少しねこまみれの日々が続く。

           

           

           

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          今日出会ったのは

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            寒波が来るというので、家の中に避難させたコたち。去年はうっかり凍らせてしまったので・・

             

             

            寒い!!から出かけたくないけれど、

            寒い仕事場で座りっぱなしで仕事しているのは身体に悪いと思うので、まだ最近は頑張って歩きに行っている。

             

             

             

             

             澄み切った空気の中、鮮やかな紅。思わずウォーキングの足を止める。

             

             見事に透かしの入ったホオズキたち。

             

             なんてきれいなんやろう。

             

             

             ふくふくのにゃんこ。

             

             

             日だまりやと少しはあったかいやんな。でも寒いねぇ〜。

             

             

             

             寒いときほど目を惹く色たち。元気をもらって、また仕事。

             

             

             

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            白檀の木ってすごいなぁ

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              最近、朝掃除機をかけた後に、香を焚く。

              花の香りのお線香が4種類。その日の気分で選んで、あとは白檀の挽き粉を一つまみ。

              マッチをすって線香に火をつけて、そのあと挽き粉にも火を移す。

              上がった炎が小さくなって、あとは這うようにゆっくり火が走る。立ち上る煙、微かに白檀の香り。

               

              しっかりと太く上がる煙だけれど、私にはやっぱり香りがあまりわからない。

              ずっとこの木と生きてきた。慣れ親しみすぎて・・

               

              昨日、楠の木の木出しをした。

              ノコギリで木を挽くと、清々しい香りが立ちこめる。

              たくさん出た挽き粉を見て、

              「これ焚いたらいい匂いするんちゃうやろか?」と思って焚いてみた。

               

              白檀のときと同じように一つまみ、香皿の上に載せて、火をつける。

              白檀のときと同じように、小さな炎が落ち着いたあと、煙が上がる。

               

              ・・煙たい。

              ?楠の香りは?せぇへんの?

               

              上がる煙はたき火の匂い(笑)

              そっかぁ、白檀の木って、やっぱり特別なんやなぁ〜。

              焚いても香りが変わらないって、すごいことなんや。

               

              そんなことを初めて学んだ。

              今さら何言うてんねん!って、木に突っ込まれそうやなぁ。

               

               

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              電車に乗って

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                年明け、仕事をしながら思っていた。

                「ぼーっと電車に乗りたいなぁ・・」

                 

                あんまり乗ったことのない路線がいいなぁ。どこがいいやろ?

                「あっ!そうや!!」

                 

                2日から神戸そごうで岩合光昭さんの「ねこの京都」展やってはって、その会場にのび工房さんが来てはったはず。

                京阪で四条まで出て阪急で・・阪急なんか乗るのめっちゃ久しぶり!よっしゃこれや!

                 

                のび工房さんは、福岡県糸島市にある七宝焼と猫雑貨のお店。

                以前は京都哲学の道にお店があった。

                私が作品を置いてもらっていた「哲学の道洗心」のすぐ近くで、

                当時小学生だった娘を連れて洗心にお手伝いに行くと、いつも立ち寄っていた大好きな場所。

                 

                春の桜シーズンはめっちゃ忙しかったけど、それ以外は静かな日が多くて、そんなときは娘は

                「お母さん、のびさん行って来てもいい?」って。

                お店にはねこたちがいて、娘はのびさんに行くのが楽しみで楽しみで。

                のびさん姉妹も私が洗心でお店番していて娘だけで顔を出しても、ねこたちと遊ばせてくれはって、時にはお手伝いさせてくれはったり、一緒にお茶飲ませてくれはったり・・と、可愛がってくれはった。

                 

                のびさんに会いに行くんやったら、娘も一緒に行けたらいいのになぁ〜。

                でも連日バイトやったはず。もう、聞いても覚えられへんから、翌日、翌々日ぐらいの予定しか把握していない。

                「10日までって忙しいよなぁ?」そう尋ねたのが確か4日の夜。

                するとなんと6日夜の予定がキャンセルになって、16時以降空いたと!じゃあ一緒に神戸へ行こう!!

                 

                四条河原町で合流して、二人で阪急電車の特急に乗って。

                暮れていく景色を眺めながら神戸に向かう。

                最後に来たのはいつやったろう?娘が中学生のとき?

                一緒に出歩かなくなって、ほんまにどこも行かなくなった。

                 

                神戸そごうは私は初めての来店。9階の会場で、のびさんと嬉しい再会!!

                あの頃一番小さかった娘が、今では一番背が高い。思い出話と近況報告、短いけれど楽しい時間を過ごすことが出来た。

                 

                帰りの電車の中、私はうとうと・・娘は友達とLINE、でも一緒にいるだけで心地良い。

                こんな時間も少なくなったけど、それは娘が成長した証やから。

                 

                一人で育てたけれど、一人やなかったなぁ。

                いつも助けてくれるひとが、周りにいてくれはったなぁ。

                娘を幼い頃から知っていてくれるひとに会うと、いつもそう思う。

                思い出して感謝して、また頑張っていこうと思う。

                 

                たくさん電車に乗れて、会いたかったひとにも会えて、娘と二人で、

                幸せな一日やった。

                 

                暖かくなったら、久しぶりに哲学の道を歩いてみようかな。

                 

                 

                 

                 


                穏やかにスタートきって

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                  年明けから何匹かのにゃんこを仕上げ・・

                  皆、ふくふくした穏やかなお顔で出てきてくれることに感謝している。

                   

                  お顔のあるものは難しい。

                  難しいけど、面白い。

                  ねこも。仏さんも。

                   

                  手に取ってくれはったひとがほっこり出来はるような、

                  気持ちの和むような、

                  そんなお顔がたくさん生み出せたらいいなぁ。

                   

                  そう思いながら寒い仕事場で木を削っている。

                  よく研いだ刀で木を削る音は、

                  潔くて心地良い。

                   

                  そんな音を皆さんにも聞いていただきたいなぁと、

                  まずは春。展示の内容も考えながら日々精進。

                  数が揃うやろか?と、ちょっと焦っているけれど。

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   


                  あけましておめでとうございます

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                    新しい年が始まりました。

                     

                    一日はゆっくり過ごし、二日、仕事始め。まずはふくふくにゃんこⓇから。

                     

                    今年もたくさん彫っていきます。

                    よろしくお願いいたします。

                     


                    今年もありがとうございました

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                      明日は大晦日。

                      4巡目の干支を無事に過ごして、もうすぐ正月を迎える。

                       

                      来年私は49歳になる。

                      49・・その歳で逝ったひとのことを思い出す。

                       

                      41のときは、41歳で逝ったひとのことを思った。

                       

                      次は51。

                      その次は69。

                      みんな、職人さん。ひたむきに仕事に生きたひと。

                      私はまだこちらにいて、彫り続けている。

                      歳が並んで、追い越すたびに、

                      彼らほど自分は頑張れてるんやろうかと問いかける。

                       

                      69歳で逝ったのは私の父だ。

                      今48の私は、その歳まで21年。

                       

                      私の娘が来年21歳になる。

                      娘が生まれて、

                      ここまでの日々、あっという間やった。

                      そう思うと焦ってしまう。あっという間の時間に、どれだけのものが彫れるんやろうか?

                       

                      でもあちらに渡らはった先輩方の歳は区切りでしかなくて、

                      自分の持ち時間がどれだけあるのかはわからへん。

                      だから出来る限りのことをひとつひとつ丁寧に・・

                       

                       

                       

                      おかげさまで今年も元気に彫り続けることができました。

                      作品展はお休みしましたが、

                      今年は少し立ち止まって、いろいろ見つめ直す年やったように感じています。

                       

                      来年は大阪、奈良、東京と、動いていく予定です。

                      どこかのギャラリーでお目にかかれたら嬉しいです。

                       

                      みなさま良いお年をお迎えください。

                      来年もよろしくお願いいたします。

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       



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