咲いた咲いた

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    楠で彫った、蓮華です。二方屋さんのおりんの台になります。

    真ん中の彫り込んであるところにお座布団が入って、
    その上に一寸四分のおりんがのります。

    私は蓮華が大好きで、
    修行にいっていた頃も仏さん彫るより蓮華彫っている方が楽しかったぐらいで・・・

    だからご縁があって二方屋さんとお仕事させていただくようになって、
    またいろんな蓮華が彫れるようになったのが、
    とっても嬉しい♪

    これからも、
    たくさん華を、咲かせます

    ハンコ彫りました。

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      ・・・猫です。でも、ハンコです。

      いつもお世話になっている美容室arさんのご注文で、スタンプカードに使う肉球ハンコを彫りました。

      大の猫好きの二人、
      「肉球彫るんやったら前脚から彫ろうかぁ〜〜♪」などともりあがっていたのですが、
      いざ彫ろうとしたら前脚だけなんて・・・
      どこで切ったらいいねん!っていうか、かわいそうで切れへん!!

      で、結局全身彫りました。

      arさんで笑顔で招き猫してくれることと思います。

      納品させていただいたときにarさんが、
      「かわいいかわいい♪」と、ずっとなでなでしてくれてはりました。

      ありがとうございました

      ×3

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        娘が小さい頃、自分が3人いればいいのにと思ってた。

        彫刻する自分と、
        家のことする自分と、
        娘と遊ぶ自分。

        作家さんの組合に入ってお仕事させてもらってた頃は、本当に忙しくって、

        毎日夜中まで仕事して、
        発送前は徹夜して、

        「ごめんな〜、これが終わったらゆっくりしよなぁ〜」
        って娘に言うんやけど、

        ひとつ終わるとまた次の催事で・・・

        楽しかったけどいろいろあって「もうあかん」と思って抜けさせてもらった。

        そしたら娘が、
        3年分くらいさかのぼって学校の話をしてくれた。

        「うわあぁぁ〜〜っごめんなさい〜〜!!」

        って心の中で叫んだの覚えてる。

        お母さん忙しいし・・・って、がまんしてくれてたんやなぁ、
        ほんまにごめんなさい。


        今は娘も高校生になって、別行動が増え、私の方がたまに遊んでもらうという感じになった。

        でも今でも心がけていることは、

        娘が学校や友達のことなど話しかけてきてくれたときには、
        必ずきちんと聞くということ。

        「今忙しいし、後にして。」
        とか言うたらあかん。忙しくても今聞くんや。
        話してくれるっていうのは、幸せなことなんやで。

        自分にいつもそう言い聞かせている。

        娘と遊ぶ自分はもういらないかとは思うけど、
        やっぱり今でも3人いたらいいのになぁ〜とは思っていて、

        今度は、家のことする自分と、
        彫刻する自分が×2

        彫っても彫っても時間が足りない。

        この手から

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           私の手のひらは父と同じ大きさ。

          指の太さは半分ほどしかなかったけれど。


          今は、少しは近づけたかな?

          もう比べることは出来ないけれど。


          ここ2年くらい、
          彫れば彫るほど手のひらがふっくらしてきた。

          がちがちの、節くれだった職人さんのかっこいい手になりたいのに、

          どんどん肉厚のやわらかい手になっていく。


          なんでなん〜っ!?

          と考えて、あぁ、木のクッションになっていってるんかなぁ・・と。


          手のひらで包み込んでしまえるサイズのものばかり彫っているから、

          木が気持ちよく彫られてくれる手に変わってきたんかなぁ。



          そんなわけで、秋の個展のタイトルが決まりました。


            ここから生まれる −仏も猫も この手からー


          会期は11月22日(木)から12月2日(日)まで

          場所はいつもの町家ギャラリーricoさんです。



          今回も実演を予定しています。


          木の香り、刀の音、

          楽しみに来てくださいね。






          晴れた空の下

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             今日、お墓に行って、なんやかや父と話しながら
            ふと、

            「そうや、般若心経覚えなあかんなぁ」


            子供の頃、父に言われた。

            「親が死んだら、般若心経だけは覚えろ。わしもそうやったし。」って。

            父の父、私の祖父は、父が6歳のときに亡くなっている。

            「顔覚えてへん。風呂屋に行くとき、肩車してもらったんは覚えてる。」


            覚えろよと言われたときはまだ小学生で、
            ばりばり仕事している父がいなくなるなんて思ってもいなかったし、

            でも、
            「そうか、覚えなあかんのやな」と、ずっと心に留めていた・・・

            なのになぁ〜

            お父ちゃん死なはって、何年たつと思うねん、あかんやん!私。

            急にそう思ったのは、おりんが来たせいなのかもしれない。


            春に本家のいとこがお参りに来てくれたとき、
            長い長いお経を空で読み上げてくれた。

            うちの母だって、
            毎日欠かさずお経を唱えてお参りしている。きっと覚えてしまっているだろう。

            仏壇を守ってきたひと達のすごさを感じる瞬間。


            私にはまだまだたどり着けそうにないけど、

            そうやね、せめてお父ちゃんに言われたように・・・

            晴れた空の下、

            おりん片手に唱えられたら、

            きっとあの世でご機嫌さんになってくれはるよね。

            いやいや、
            「やっと覚えよったな!」って、言われるかな



            お地蔵さんの不思議

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              お地蔵さんの お顔の仕上げをするのは、
              たいてい周りが静かになった夜遅く。

              部屋も暗くして、手元の明かりだけで彫り進めます。



              先日納品したお地蔵さん、一番手前にいる方なんですが・・

              夜に仕上げて次の日昼間に見ると、まったく違うお顔。

              電球の灯りでみるのと、お日様の光でみるのと、
              印象が違うことはよくあることなのですが・・

              「ほんまに同じひと(お地蔵さん)?!」っていうくらい印象が違って

              でも、小学生の男のお子さんがおられる方のところにいくお地蔵さんだったので、

              「その子供さんに似はったのかなぁ」と、送り出しました。


              なかなか数が出来るものではないので、
              ほとんど注文制作でお受けしていて、

              今持ってくれてはる方からの紹介が多くて、
              私が直接お会いすることなく彫らせていただくことが多いです。

              なので、その方の雰囲気やお歳など、少しイメージをいただいて、
              いつも2,3体まとめて荒彫りします。

              並行に彫り進めていくうちに、
              「これや!」と思う瞬間がくるので、

              あとはそのお地蔵さんを仕上げていきます。


              で、今回送り出したお地蔵さん、

              子供さんに似てはったのかどうかはわかりませんが、
              手にしていただけたのがちょうど子供さんのお誕生日の前日だったそうです!!


              他にも、納品させていただいたら、

              「横顔がそっくり!!」
              と驚かはることがあったり・・・


              私、お会いしたことないのになぁ

              なんかわからへんけど、

              ひっぱられて彫らせてもらってるんやなぁ〜〜。

              すごいなぁ。ありがたいなぁ・・・


              そう思いながら、仕事しています。

              今度はどんな不思議に出逢えるんやろう?と、ワクワクしながら。

              ゆらゆら

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                高瀬川に金魚!!
                知ってはりました!?

                ゆらゆらと気持ちよさそうです。



                これはウチの近所。

                まいにち通ってるのに全然気がつかなかった・・・

                こちらもゆらゆら、風にそよいでいます。

                魂に響く音

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                  縁あって、
                  二方屋さんのおりんの台座を彫らせてもらうことになって、1年ほどになります。

                  木の木目を生かした、ころんとまぁるい形のものや、
                  蓮の形のものなど。

                  デザインを考えて、
                  あれこれ相談しながら、他にはないここだけのものをつくっています。


                  春頃から
                  そろそろ自分にも必要だなと感じるようになり・・・

                  先日、響展の会場で、
                  鳴らしましたよ、全部のおりん。

                  でも、「これ!」って思える音がなくって、
                  今日は出逢えへんのかなぁ〜

                  と、あきらめかけていた時にご主人が、

                  「これ、僕のなんやけど・・」
                  と出して鳴らしてくれはったおりんの音に

                  「この音、めっちゃ好き!!!」

                  思わず叫んでしまった私。

                  でも、それはご主人のなので


                  けれどその後、「もう在庫なかったっけ?」
                  と、出して並べていただいた中に、近い響きのものがひとつだけあり、

                  これを逃したら次いつ出逢えるかわからない!と、
                  連れて帰らせてもらうことにしました。


                  本当に、みんな違うんです。音の響きが。

                  順番に鳴らしていると、この世じゃない別世界にいるみたいな・・・

                  で、
                  家に帰って、家で鳴らしてみると、
                  空間が違うから会場で聴いたのとまた違って聴こえる。

                  でも、身体の中から熱くなってきて、
                  おりんに自分が共鳴しているみたいで・・・

                  「あぁ、やっぱりこのコでよかったんや


                  今、毎日鳴らしています。
                  鳴らせば鳴らすほど、
                  深いところに音が響いていきます。

                  魂に、響く音です。

                  もちろん自分で台座を彫るので、まだ完成ではありません。
                  どんな形にしようか考えたのですが、

                  自分が生きてる間は自分で鳴らして楽しんで、
                  自分が旅立った後は娘に鳴らしてもらって聴かせてもらいたいし、

                  そのうち代を重ねて、
                  私のこと誰もわからなくなっても、
                  家宝で残っていくぐらいのものにしたいなぁ・・と。


                  11月の個展のときには、
                  コラボ作品として何点か並びます。

                  どうか楽しみにしていてください。

                  魂に響く音に、出逢っていただきたいです。



                  花火

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                     今日は宇治の花火大会
                    高校生の娘に浴衣を着せて送り出す。
                    自分は家でのんびりと、えびせん揚げてで晩ご飯。

                    もう少し一緒に見に行けると思っていたのに、
                    中学に入った頃から友達と行くようになって・・・
                    さみしい思いしたっけ。

                    でも自分もそうやったなぁ。

                    これから何度もいろんなひとと花火を見て、
                    思い出つくってく中に、

                    私と行ったことも入れといてくれたらいいな。


                    私も覚えてる。

                    母と行った年、
                    父と母と三人で、宇治橋の上から見た年。

                    花火だけじゃなくて、
                    大文字の送り火のとき、
                    母と行ったのに別に行ってた父と偶然会って、

                    肩車してもらって見た大の字も。


                    娘の記憶には、
                    どんな場面が残るんやろう?







                    夏の使者

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                       暑いですねぇ!毎日。

                      鳴き始めました、セミ。


                      あの声を聞くと、一気に暑さ倍増に感じます。

                      これからしばらく洗濯物に気をつけないと・・・

                      うっかり一緒にとり込んでしまったら大変


                      セミ採りの上手なねこさんと暮らしておられる方が以前、

                      「捕ってきてふとんに置いていくので、寝返りしたら・・

                      なんて怖いことを言うてはりました。

                      うちの大吉はそんなことなかったけど(トカゲはよく捕ってきました)

                      次に出逢うねこさんが、セミ好きやったらどうしよう?!

                      なんて、今から心配してます


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