個展のお知らせ

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     11月ですね。今、頭の中には猫がいっぱい、仕事場にも猫がいっぱいです。

    今月17日から23日まで、ふくふくにゃんこ展を開催します。
    場所は町家ギャラリーricoさん(京都市北区紫竹下竹殿町41)
    11:00から19:00まで(最終日18:00まで)

    さわり心地にこだわったにゃんこ達が並びます。
    是非お越し下さいね。

    家の香り

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       今、玄関を開けると楠の香りが満ち溢れている。

      ふくふくにゃんこ展に向けて、ざくざくと楠の木を彫り進めているから。


      子供の頃、家に来たひとがみんな、「いいにおいがするなあ〜!」と言うてはった。

      父が彫る、白檀の香り。

      でも私ら家族にはわからなかった。
      だってそれが家のにおいだから。

      白檀のにおいのする家で生まれて、育って。
      その家を離れて、

      今、私の家で、木が香る。


      やっぱり白檀だと、自分はわからないんだけどね。

      でも、家に来てくれたひとにはわかるのかな。

      古いつきあいの友達なら、
      「懐かしいにおいやなあ〜」って、言ってくれるかも。

      家は変わったけど、

      つながってるよ

      木も人も。

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         今彫っているかつらの木がすごく堅くて、
        今まで彫ってきたかつらの木はみんな、やわらかかったから、
        こんなかつらもあるんだなぁ・・と。
        一体、どんな所に生えていたんだろう。


        木も生き物だから、人と同じで個性があるし、同じものはひとつもない。
        どこかで葉をひろげ、風にそよいでいた木が、
        切り倒されて、材木にされて、
        縁あって、私の手元にたどり着いた。

        だから、小さなかけらも大切に彫らしてもらいたいと思う。

        堅いもやわらかいも、木目も活かして、
        その木の良いところが引き出せるものに仕上げてあげたい。

        昔父に、
        「木に慣れるんじゃなくて、木になってしまえ」って言われた。

        なかなか難しいけどね。

        人の気持ちだけじゃなくて、
        木の気持ちにも寄り添う仕事がしたいなぁ。

        いつもそう思って、頑張ってます。

        大吉という名の猫

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           そのコに出会ったのは高校2年の時。

          スケッチで外に出かけていた西洋画科の生徒が、
          二条大橋の下で段ボールに入れられた捨て猫を見つけて、学校に拾って来た。
          その中の一匹が“大吉”だった。

          猫を飼っている友達が、「このコ男の子やで!」と言ったので、大吉と名づけて、青いリボンに鈴付けて。
          ところが、その後、連れて行った獣医さんで、「・・・このコ、女の子ですよ」・・・!?えぇ〜〜〜っ!!
          ・・・結局彼女は、“大吉”の名で人生をおくることになる。


          大吉は、
          22年半生きて、
          生ききって、
          3年前の11月に旅立った。


          今夜こそ・・・

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             「今日の晩ご飯は餃子にしよう、久しぶりに皮から作ろう!」・・・そう思ったのは昨日の昼。
            でも仕事の段取りが思うようにいかず、結局晩ご飯は別メニュー・・・  
             彫ってる時が一番幸せな私は、普段から最低限度の家事しかこなせない。料理も好きなんだけど、忙しくなると手がまわらない。
            娘がいなかったらきっと、食事もせずにず〜っと彫ってるんだろう。

            今夜こそ餃子にしよう、「うまぁ〜い」って娘に言ってもらえるように。
            お母さん業も頑張ろう。

            ねこです。

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               ・・・猫です。
              見上げてます。
              後ろ姿に、こだわってます。
              11月の個展に向けて、まあるい背中をたくさん彫ってます。 


              ちくぼくせきそう・・・って?

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                 その昔、父が仕事場として借りた一軒の家・・・そこに掲げた看板が“竹木石草”でした。

                「なんで竹木石草なん?」と尋ねると、「竹と、木と、石のある草庵やからや。」との答え。
                ・・・きっと、一生懸命考えてたのでしょうねぇ。
                めっちゃ嬉しそうで、めっちゃ楽しそうな顔をしていました。

                刃物の研ぎ方も、かんなのかけ方も、みんなこの家で教わりました。
                仕事の話も、いっぱいしました。
                 今はもう、帰れない場所です。

                だから、人生仕切り直してもう一度本格的に彫り始めた時に、
                屋号として使わしてもらうことにしました。

                気持ちはいつも、あの場所にあります。


                はじめまして

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                  はじめまして。 木彫庵 竹木石草の庵主です。
                  京都市のすみっこの方で、お仕事してます。
                  木を彫りながら感じたことなど、
                  ぼちぼち書いてみようかなぁと思っております。
                  よろしくお願いします。



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