いってらっしゃい

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     ふくふくにゃんこ展、おかげさまで無事終了しました。

    たくさんの方にお越しいただき、たくさんのにゃんこ達が旅立っていきました。
    皆様、ありがとうございました。

    お地蔵さんなど他の作品は、「行った先でそのひとに寄り添って、幸せにしてあげるんやで」との思いで送り出すのですが、・・・猫は違いましたねぇ〜

    「可愛がってやってくださいね(涙)」
    仔猫を里子に出すときって、こんな気持ちなんですかね。
    きっと、立派なにゃんこに育ってくれると思っています。

    本当にありがとうございました。




    今回はしっかり実演もさせていただけたので、それも楽しんでいただけたのではと思います。

    ricoさんは本当に気持ちのいい場所で、私自身もとても楽しく仕事ができました。
    こんな町家で、隣りに猫をはべらせながら、仕事をする・・・夢ですねぇ〜

    私はねこを送り出しましたが、ricoさんは私を元気にして送り出してくれはりました。

    さあ、また次に向かってがんばりましょう♪


    ふくふくにゃんこ展

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       今日から始まりました、ふくふくにゃんこ展。

      開始早々、綺麗なお花が届きました。
      ありがたいなあ、私、幸せだなあと思います。心より感謝です。


      ふくふくにゃんこ第1号は、

      2年前友達がお店をオープンする時に、お祝いとして作りました。


      最初、招き猫・・と思ったのですが、手をあげて人やお金を招くより、
      お店に来てくれはったお客さんが、顔を見てほっと和めて、
      なでなでしたらほんのりあったかい気持ちになれるような、そんな猫にしよう!と考えて彫りました。

      お店に来てくれたひとの幸せは自分の幸せ。

      友達なら、きっとそう思うんじゃないかな。そんな、素敵な、大切な友達なんです。

      だから、手をあげて招いてないけど、招き猫です。

      にっこり笑って、まあるい背中で、みんなの幸せ招きます。

      どうぞなでなでしに来てくださいね。




      一緒にいるよ。

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                       後ろ姿のブローチです。胸元に付けると、だっこしているみたいです。


        猫を彫る時、おしりから彫り始めることが多いです。

        うちの大吉は、後ろ姿がとっても魅力的な猫でした。
        しっぽが太かったので、私の彫る猫は、しっぽが太いコが多いです。

        出来あがって娘に見せるたび、
        「たぬきしっぽやから大ちゃんやな」
        って言われます。

        楽しい時間

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          桜の葉っぱが色付いて、いい感じです。


          今、個展の追い込みで、展示の段取りとかも考えながら、仕事してます。

          私が個展場所を探すのに1番重要視したのは、実演が出来る場所であること。

          なんでかって言うと、


          私、父の仕事見てて、とても楽しかったんです。


          使う道具や削る向きによって、出てくる木屑は全然違うし、
          それをおもちゃにして遊ぶのも楽しかったし。 


          仏さんやから何日もかけて彫りあげるものやし、見ていてすぐ形になるものやないんやけど、

          ずっと見てても、飽きなかった。


          そんな子供の頃の記憶があって、

          皆さんにも見ていただきたいな、って思って。


          さくさくと木を削る音、刀の運び、木の香り、

          いろんなこと忘れて、思わず見入ってしまうような、そんな時間。


          彫ってる私も、作品のひとつと思っていただければ、嬉しいです。

          春の個展の時は、怪我をしていて出来ませんでしたが、今度は大丈夫!
          楽しい時間を、共有させてくださいね。

          めっちゃ見てる〜!!

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            たくさんのふくふくにゃんこ 達。

            来週には旅立っていきます。


            伝えたいもの

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               ものをつくる時、手に持った感触、握りしめた感じにこだわってしまうのはなんでやろう。

              もともと仏さんという、さわれなくなってしまうものを、彫っていたから?

              お寺や仏壇に納まってしまわはると、さわることの出来なくなる仏像は、
              彫る時も手垢がつかないように、白生地に包んで仕上げをする。


              それもあるけど、もっと昔・・・

              子供の頃、おもちゃ箱には、父の彫ったうさぎが入っていた。

              ままごと道具の中に、本物そっくりの、栗が混じっていた。


              それがどれほど贅沢なことなのか、
              気づいたのはずいぶん後になってから。


              でも、そのしあわせな記憶が、今、いっぱいさわれる作品へとつながっているんだと思う。

              手垢がついても、傷がいっても、それも思い出。

              ちなみにウチのうさぎは、クレヨンでらくがきされてます

              この間遊びに来てくれた兄貴がうさぎを見て、「なつかし〜!!」と言ってたから、私だけじゃなく、兄妹三人お世話になってたみたい。

              意識してなくても、
              やわらかな感触はきっとこころに沁み込んで、残っていきます。


              そんなしあわせを、伝えられたら。

              空から猫が、降ってくる・・

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                こ・こ・ろ、猫バージョンです。


                この土壇場にきて、空から雪が降ってくるかのように、猫がどんどん降ってきます。
                あれもこれもと欲張っても、一日は24時間、調子にのって彫ってると、
                「あかんで〜」と古傷が痛み出します
                ぼちぼち、でも精一杯。
                あぁ、猫に埋もれそう・・・


                個展のお知らせ

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                   11月ですね。今、頭の中には猫がいっぱい、仕事場にも猫がいっぱいです。

                  今月17日から23日まで、ふくふくにゃんこ展を開催します。
                  場所は町家ギャラリーricoさん(京都市北区紫竹下竹殿町41)
                  11:00から19:00まで(最終日18:00まで)

                  さわり心地にこだわったにゃんこ達が並びます。
                  是非お越し下さいね。

                  家の香り

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                     今、玄関を開けると楠の香りが満ち溢れている。

                    ふくふくにゃんこ展に向けて、ざくざくと楠の木を彫り進めているから。


                    子供の頃、家に来たひとがみんな、「いいにおいがするなあ〜!」と言うてはった。

                    父が彫る、白檀の香り。

                    でも私ら家族にはわからなかった。
                    だってそれが家のにおいだから。

                    白檀のにおいのする家で生まれて、育って。
                    その家を離れて、

                    今、私の家で、木が香る。


                    やっぱり白檀だと、自分はわからないんだけどね。

                    でも、家に来てくれたひとにはわかるのかな。

                    古いつきあいの友達なら、
                    「懐かしいにおいやなあ〜」って、言ってくれるかも。

                    家は変わったけど、

                    つながってるよ

                    木も人も。

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                       今彫っているかつらの木がすごく堅くて、
                      今まで彫ってきたかつらの木はみんな、やわらかかったから、
                      こんなかつらもあるんだなぁ・・と。
                      一体、どんな所に生えていたんだろう。


                      木も生き物だから、人と同じで個性があるし、同じものはひとつもない。
                      どこかで葉をひろげ、風にそよいでいた木が、
                      切り倒されて、材木にされて、
                      縁あって、私の手元にたどり着いた。

                      だから、小さなかけらも大切に彫らしてもらいたいと思う。

                      堅いもやわらかいも、木目も活かして、
                      その木の良いところが引き出せるものに仕上げてあげたい。

                      昔父に、
                      「木に慣れるんじゃなくて、木になってしまえ」って言われた。

                      なかなか難しいけどね。

                      人の気持ちだけじゃなくて、
                      木の気持ちにも寄り添う仕事がしたいなぁ。

                      いつもそう思って、頑張ってます。


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